歴史ロマンにあふれる須磨離宮公園の魅力に触れる

須磨離宮公園『よみがえる武庫離宮展』　神戸市須磨区

　須磨離宮公園（神戸市須磨区）で4月27日から5月6日まで、『よみがえる武庫離宮展』が開催される。

　同園は主に天皇陛下の宿泊のために造営された皇室の別荘「武庫離宮」の跡地にある公園。1914年に完成した武庫離宮は、1945年の神戸大空襲により建物が焼失し同年神戸市に下賜された。市では、1958年の今上天皇（当時、皇太子殿下）ご成婚記念事業として、フランス・ベルサイユ宮殿の庭園をモデルとした欧風噴水庭園の造成を決定、1967年5月1日に須磨離宮公園は開園した。

　今年は、須磨離宮公園の開園記念日である5月1日から新元号「令和」がスタートすることを記念して、かつての武庫離宮の写真を園内に展示する同展を開催。武庫離宮や御座所、御殿からの景色など約15点の写真が展示される。

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