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約150点の生産地と消費地の資料を交えて探る
『神戸はかつて焼き物の里だった~トウバンケイスエキ(東播系須恵器)の世界~』
神戸市内の遺跡や古墳から出土した考古資料の調査、整理、収蔵、展示している神戸市埋蔵文化財センター(神戸市西区)で10月13日から12月2日まで、秋季企画展『神戸はかつて焼き物の里だった~トウバンケイスエキ(東播系須恵器)の世界~』が開催される。
「トウバンケイスエキ(東播系須恵器)」とは、古墳時代に伝わった須恵器の流れをくむ焼き物で、平安時代後期から鎌倉時代にかけて東播磨地域で焼かれた。特に神戸市西区の神出窯跡群は窯が多く築かれ、鉢や埦などの日用の食器類とともに、都の寺院や宮殿に使われた瓦も焼くことによって飛躍的な発展をとげ、当時国内でも有数の“焼き物の里”とだったという。
同展では、最近明らかになった「トウバンケイスエキ」の成立と発展の歴史、その背景について、約150点の生産地と消費地の資料を交えて探ぐるほか、会期中には講演会(10月14日・11月23日)や学芸員によるワークショップ(10月27日)が行われる。
【記念講演会】
「神出窯 -西日本の中世窯業の草分け-」
開催日 10月14日(日)
時間 14:00~15:30
場所 神戸市埋蔵文化財センター 研修室
料金 無料
定員 当日先着20人
講師 元兵庫県立考古博物館調査課長 森内秀造氏
「都を飾ったトウバンケイの瓦」
開催日 11月23日(金・祝)
時間 14:00~15:30
場所 神戸市埋蔵文化財センター 研修室
料金 無料
定員 当日先着20人
講師 京都市埋蔵文化財研究所 上村和直氏
【ワークショップ】
「軒瓦の拓本に挑戦」
開催日 10月27日(土)
時間 (1)10:30~11:30(2)14:00~15:00
※各回当日受付
料金 無料
定員 先着20人
詳細情報
- 期間
- 2018年10月13日(土)~12月2日(日)
- 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 神戸市埋蔵文化財センター
(神戸市西区糀台6丁目1 西神中央公園内)
GoogleMapで探す - アクセス
- 神戸市営地下鉄「西神中央駅」から南へ徒歩8分
- 入館料
- 無料
- 問い合わせ
- 神戸市埋蔵文化財センター
TEL 078-992-0656
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