ドキュメンタリーや実話をもとにした4作品を上映

『第23回 にしのみやアジア映画祭～映画で観る4つの真実～』西宮市

　2月10日と11日の2日間、西宮市フレンテホール（同市池田町）で『第23回 にしのみやアジア映画祭』が開催される。

　映画を通してアジア諸国の社会や文化を紹介するもので、1996年より開催されている。今回は「映画で観る4つの真実（ノンフィクション）」というテーマのもと、ドキュメンタリー作品や実話を題材にした4作品を上映する。

　パキスタン・カラコルム山脈の部族に起こった実話を題材にした『娘よ』。5歳のころ迷子になったインドの少年が、25年後に“Google Earth”を頼りに故郷を探し出すという実話をニコール・キッドマンら豪華キャストで映画化した『ライオン　25年目のただいま』。音楽を禁じられ世間から忘れられてしまった音楽家たちが、再起をかけ奮闘する姿を描いたドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』。東日本大震災の追悼と復興への願いを込めたプロジェクトを900時間にわたって密着したドキュメンタリー『LIGHT UP NIPPON ―日本を照らした奇跡の花火―』が選出されている。さらに今回はオープニング上映として、関西学院大学 総部放送局部員の映像作品が本編上映10分前に特別上映される。

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