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華麗かつ繊細 浮世絵の世界
「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」
江戸中期の浮世絵師・喜多川歌麿とその弟子の作品を展示する新春特別展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」が1月4日、明石市立文化博物館で始まる。
喜多川歌麿は、『画図百鬼夜行』などの絵師・鳥山石燕に師事し、浮世絵が最も華やかに展開した天明・寛政期(1781-1801)に活躍した。女性の細やかな仕草や表情にせまり、成熟した女性の色香を表現した作品の数々は、現在でも美人画の第一人者と謳われ人気を集めている。
また当時、美人画と同時期に人気を博したのが芝居や歌舞伎の役者を描いた役者絵で、役者の一瞬の表情を大胆に表現した東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)や、役者の姿を魅力的に描いて歌舞伎ファンの理想を叶えた歌川豊国(うたがわとよくに)らの活躍もあった。
同展では、美人画と役者絵を中心に肉筆画を含む全盛期の浮世絵約130点が展示され、歌麿とその弟子をはじめとした個性豊かな絵師たちによる華やかな時代の浮世絵を楽しむことができる。
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詳細情報
- タイトル
- 新春特別展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」
- 会期
- 2014年1月4日(土)~2月9日(日)
※会期中無休 - 会場
- 明石市立文化博物館 1階特別展示室、2階ギャラリー
- アクセス
- JR・山陽「明石駅」より北へ徒歩5分
- 開館時間
- 9:30~18:30
※入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料
※前売りおよび20名以上の団体は2割引、高年手帳等(65歳以上)・障害者手帳・療育手帳等の提示で半額
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