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小磯良平らが模索した抽象絵画など約40点を展示
小磯記念美術館 コレクション企画展示『具象から抽象へ』 神戸市東灘区
昭和の神戸モダニズムを代表する洋画家・小磯良平の作品を収蔵する小磯記念美術館(神戸市東灘区)で4月29日から、コレクション企画展示『具象から抽象へ』が始まる。7月9日まで。
戦後の1950年・60年代は国際的にも抽象絵画の興隆期にあたり、小磯良平をはじめとする多くの洋画家たちが、それまでの具象絵画から一転し抽象表現を模索した作品を残している。小磯においては1970年頃から具象回帰がなされ、再び細部まで表現された写実描写に近い作品が登場したが、洋画家たちの中にはそのまま抽象絵画の制作を進めていった者も少なくなかったという。同展では、彼らが試みた抽象表現や、一部の画家がどのように具象へと回帰したのかを約40点の作品で紹介する。
また同期間中は、小磯の油彩画34点を年代順にたどる『小磯良平作品選Ⅰ‐油彩‐』、連載小説の挿絵原画や章カットが見られるシリーズ展『新聞連載小説挿絵原画「適齢期」(三)』を同時開催。そのほか、子ども向けのワークショップや同館学芸員によるギャラリーツアーなども行われる。
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詳細情報
- 開催期間
- 2017年4月29日(土・祝)~7月9日(日)
※月曜休館、ただし祝日の場合は翌日 - 時間
- 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- 場所
- 神戸市立小磯記念美術館
(神戸市東灘区向洋町中5-7)
GoogleMapで探す - アクセス
- 六甲ライナー「アイランド北口駅」下車すぐ
- 入館料
- 大人200(160)円、高・大学生150(120)円、小・中学生100(70)円
※()内は30人以上の団体
※神戸市老人福祉手帳、のびのびパスポート、障害者手帳など持参で無料 - 関連イベント
- 『小磯良平作品選Ⅰ‐油彩‐』、『新聞連載小説挿絵原画「適齢期」(三)』
期間 2017年4月29日(土・祝)~7月9日(日)
こどものための美術講座(ワークショップ)
開催日 2017年4月29日(土)、5月20日(土)、6月17日(土)
時間 各日14:00~16:30
往復ハガキまたはFAXにて要事前申し込み
ギャラリーツアー
開催日 毎週土曜日
時間 14:00~約30分間
※その他イベント・詳細は公式サイトにて - 問い合わせ
- 神戸市立小磯記念美術館
TEL 078-857-5880
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