このイベントは終了しました。
発展のカギとなった台湾での事業をメインに紹介
“日本一の総合商社”に登りつめた「鈴木商店」の歴史を辿る講演会 神戸市中央区
神戸市中央区のデザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)で2月25日、“日本一の総合商社”に登りつめた「鈴木商店」の歴史を辿る講演会が開催される。
KIITOで開催中の神戸港と神戸文化を紹介する企画展『神戸 みなと 時空』の関連イベントとして実施。1874年、神戸に誕生した鈴木商店は、台湾進出を契機に巨大な資本蓄積・事業拡張を遂げ、世界的貿易商社、一大企業集団に成長した。台湾での事業は樟脳・樟脳油の獲得にはじまり、精製業・再製業・セルロイド工業といった内地樟脳関連業への投資を伴いながら、専売塩の販売請負や製糖業を加えて多角化するなど明治・大正期の産業革命をけん引したが、昭和恐慌のあおりを受けて破たんした。
当日は、鈴木商店に関わる研究論文を多数執筆している兵庫県立芦屋高等学校教諭・齋藤尚文さんが、鈴木商店の歩みの要所要所に登場する「台湾」をキーワードに考察を進める。 また同所では、天下三分の宣誓書・「辰」暖簾・法被などの同社ゆかりの品が公開されているほか、「財界のナポレオン」と称された同店の大番頭・金子直吉、鈴木商店創業者・鈴木岩次郎と妻・よねの胸像も登場し、人物紹介と併せて見ることができる。
scroll
詳細情報
- タイトル
- 「鈴木商店記念館」第1回講演会
- 開催日
- 2017年2月25日(土)
- 時間
- 14:00~15:00
- 場所
- デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)301号室
(神戸市中央区小野浜町1−4)
GoogleMapで探す - 参加費
- 無料(別途要観覧料)
- 観覧料
- 一般(高校生以上) 500円、中学・小学生 200円
※幼児は保護者1人につき2人まで無料
※割引制度あり
・神戸市及び隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市、篠山市の小・中学生 「のびのびパスポート」提示で無料
・身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、すこやかカード(神戸市老人福祉手帳)持参で半額 - 定員
- 先着80人
- 参加方法
- 当日13時より1階受付カウンターにて申し込み受付
- 問い合わせ
- 神戸市みなと総局技術部計画課
TEL 078-322-5678
- この記事の地域の天気情報
記事の続きを読む