神戸松蔭女子学院大学学生たちがめぐる神戸 Vol.4 - 特集

レトロなレンガ造りの建物『神戸文学館』

『神戸文学館』は明治時代以降の神戸にゆかりある文学者を時代ごとに紹介している文化施設で、1904年（明治37年）に関西学院大学原田の森キャンパスの敷地に建てられた「ブランチ・メモリアル・チャペル」を活用しています。

入館無料で、自由に作品を見ることができますよ。

写真は1945年（昭和20年）に、神戸大空襲の時にできた壁の傷跡です。館長さんになぜ傷跡をそのまま残しているのか尋ねたところ、「当時の出来事を後世の人たちに伝えるためです」と教えてくれました。

お話を聞いて、神戸大空襲を知らない私たち若者世代にも、もっとこの傷跡について知って欲しいと思いました。

こちらの建物は外壁のレンガにも特徴があり、昔のレンガと馴染むように数種類のレンガを混ぜて使用することで、古い雰囲気を演出しています。建築当時の古い雰囲気を残すためにあえて違うレンガを使用しているところが、素敵だと思いました。

この椅子の写真は、随筆家の岡部伊都子さんが当時座っていた椅子を再現したものだそうです。今回特別に座らせてもらえましたが、とてもふかふかとしていて、まるで動物の毛をブラッシングしているかのような感覚がしました。

展示物は残念ながら撮影することができませんでしたが、神戸出身やゆかりの文学者が遺した作品や遺品がたくさん展示されています。歴史が好きな方はもちろん、作文やレポートの材料を探されている学生さんにもおすすめの場所です。

阪急六甲駅から歩いて約3分の場所にある『日ごろ珈琲』では、ゆったりとした空間が流れる店内でご夫婦のこだわりが詰まったコーヒーとスイーツを楽しむことができます。

お二人の「毎日当たり前の日々の中で落ち着ける場所になればいいな。ふらっと立ち寄れる場所になるといいな。日頃がいい日になるといいな」という想いがこもった、素敵なお店です。

お店のイチオシでもあるモーニングの「フレンチトースト」は、周りがサクッとしていて中はふわふわ。コーヒーとの相性も抜群です。ボリュームもしっかりあり、朝からお腹も満たされ幸せな気持ちになりますよ♪ランチでも注文可能なので、ぜひ食べてみてください！

続いていただいたのは「パイナップルのタルト」。パイナップルの酸味とサクサクのタルト生地の甘さのバランスがちょうどよく、何度も食べたくなるおいしさでした！

お店の一角にはオーナーさん手作りの「焼き菓子」も置かれています。この焼き菓子はお客さんの意見を取り入れながら作っているそうで、常連さんが食べたいといったもの、小さいお子さんにも喜んで食べてもらえるものなど、お客さんの要望が実現されています。

お客さんをとても大切にし、一緒にお店を作り上げている感じが素敵です♪

この日は「バターサブレ」や「アプリコットパウンドケーキ」、「あずきと抹茶のパウンドケーキ」などが置かれていました。

コーヒー豆やお菓子のメニューは、季節や旬に合わせて変えているそうで、今回紹介しているのは取材した日のメニューです。ふと思い出してまた食べたいなと思ってもらえるようなメニューを開発したり作ったりしているのだとか♪

メニューだけでなく、店内の内装にもオーナーさんのこだわりや好きがたくさん詰まっており、素敵な空間でまったりとした時間を過ごすことができます。

「1日がいい日になるように」というコンセプト通り、何度も足を運びたくなるような、実家に帰ったような安心感がある同店で、何気ない1日にちょっぴり素敵時間をプラスしてみませんか？

（記事担当：英語学科3年松本結菜）

今回私が訪れたのは、JR六甲道駅から徒歩4分の所にある『麺・ヒキュウ』というラーメン屋さんです。学生や家族連れの方でも立ち寄りやすいおしゃれなお店で、こだわりが詰まったラーメンの味はもちろん100点！！

一見カフェにも見えるおしゃれな外観が素敵な同店。ガラス張りで外からお店の雰囲気を知ることができるので、気軽に立ち寄りやすいです。道を歩いていると、扉に書かれた「麺・ヒキュウ」の文字が目に止まるはず！人気店なので、店先に待ち列がある場合もあります。

こちらは店主おすすめのつけ麺「鶏白湯魚介つけ麺」。こってりとした濃厚スープで、自家製の中太麺が使用されています。魚粉の香りがそこまで強くないので、魚介系が苦手な方でも食べられるはず！つけ汁に専用の出汁を入れて“味変”することも可能です！！

THE定番メニューの「鶏白湯魚介濃縮らーめん」もいただきました。自家製中太手打ちちぢれ麺に、コクのあるクリーミーなスープによく絡みます。つけ麺とまた少し違った麺が楽しめ、一度食べたら忘れられない味です！！

広々とした店内は清潔感があり居心地がとてもいいです♪カウンターのほかに広いテーブル席も用意されているので、家族みんなで訪れても問題なし。有名店で行列ができることも多いため、比較的空いている夕方に行くことをおすすめします。

（記事担当：英語学科3年笹辺怜愛）