宝塚歌劇 花組公演 『ME AND MY GIRL』

　1937年にロンドンで初演され、1646回のロングランを記録した大ヒットミュージカル『ME AND MY GIRL』が4月29日から6月6日の期間、宝塚歌劇団 花組によって宝塚大劇場で上演される。

　同作は宝塚歌劇でも1987年に剣幸さん、こだま愛さんを中心とした月組での初演が大ヒットとなり、同年再演が行われた。そのほか1995年には天海祐希さん、麻乃佳世さん、2008年には瀬奈じゅんさん、彩乃かなみさんを中心とした月組で上演され、好評を受けその後も度々再演が重ねられてきた。今回は明日海りおさんと花乃まりあさんを中心とする花組が、ハートフルな名作ミュージカルに挑む。

　チケットの一般発売は3月26日より開始。

＜『ME AND MY GIRL』ストーリー＞
　1930年代のイギリス。ロンドンのヘアフォード伯爵家に、長年行方不明であった当主の落とし胤が呼び寄せられることとなる。遺言により世継ぎとされたその青年が、伯爵家に相応しい人物かどうかを、遺言執行人である前当主の妹マリア公爵夫人とジョン卿が判断することとなっていたのだ。そこに現れたのはコクニー訛り丸出しの粗野な青年ウイリアム・スナイブスン（ビル）（明日海りお）と、下町ランベスで共に育った恋人のサリー（花乃まりあ）。下町育ちのビルでは世継ぎとして相応しくないと考え、立派な紳士に教育しようとするマリアのレッスンにより、次第に紳士的な態度を身に着けつつあるビルの変化を感じ取ったマリアは自分が身を引いた方が彼は幸せになれると考え始める。

詳細情報