「終着駅」はやがて「始発駅」になる

映画『起終点駅 ターミナル』

　2013 年、「ホテルローヤル」にて第149回直木賞を受賞した桜木紫乃の代表作ともいえる『起終点駅 ターミナル』が映画化され、11月7日（土）に公開される。

＜ストーリー＞
果ての街、釧路。ある出来事をきっかけに、誰とも関わることなくひっそりと暮らしていた国選弁護人・鷲田完治（佐藤浩市）のもとに、以前弁護を担当した女性・椎名敦子（本田翼）が訪ねてくる。個人の依頼は受けないと心に決めていた完治だったが、家族に見放され誰にも頼ることなく生きてきた敦子の存在は、ずっと止まったままだった完治の心の歯車を少しずつ動かしていく—。

【舞台挨拶レポート】
佐藤浩市、本田翼が登壇　映画『起終点駅 ターミナル』舞台挨拶

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