11月4日、持続可能な水産業と魚食の未来を親子で考えるイベント「さかな文化祭」が、明石市公設地方卸売市場（明石市）で開催されます。10時から14時まで、入場無料。

「さかな文化祭」は、子どもとその家族に日本の水産資源の大切さを学んでもらい、魚食文化を広めるための体験型イベントで、明石市卸売市場運営協議会と一般社団法人スマートニッチ応援団が主催。

旬の魚や地元の食材を食べることで資源の保護や環境への負担を減らし、持続可能な水産業の実現を目指すと考えられ、食文化の観点から経済や資源保護に貢献し、日本の魚消費のさらなる拡大につなげるのが開催の目的です。

当日はフードコートで明石の海鮮を使った特別料理が登場。ミシュラン1つ星を獲得したことのあるお店も協力しているそう。

ステージでは兵庫県立明石南高等学校書道部によるオープニングセレモニーに、11時と13時からはこども達による模擬セリ体験も開催。

鯛やさわら、メイタガレイなど、明石の旬な魚に触れることができる「タッチプール」に、魚拓体験やえび網くぐりなどを楽しめるワークショップも用意されます。

「イベントを通じて、地域に根ざした「目利き」が地元の人々に魚の知識を伝え、旬の魚を積極的に選ぶ「食の知恵」を次世代へと引き継ぐことで、誰もが魚を楽しむ持続可能な社会を目指しています」と担当者はコメントしています。