川西市の北部に位置する『黒川ダリア園』（川西市）が9月19日にシーズンオープンしました。開園期間は11月4日まで。

約0.4ヘクタールの園内には約330種類・900株ものダリアが植えられており、その見事な花々を楽しむことができます。

ダリアはメキシコ原産のキク科の植物で、世界には3万種類以上の品種があり、花の色や形も様々。黒川ダリア園のダリアは、山形県から贈られた球根を大切に育てて増やしたもので、暑さに弱いダリアを丹精込めて育てられています。

同園では毎年新しい品種が加わり、今年は「歌舞伎」や「プレゼント」など個性豊かなダリアが花を咲かせており、直径20センチを超える大きな花から、5センチほどの小さな花まで、様々な種類のダリアを見ることができます。

代表の本射 治（もとい・おさむ）さんは「ダリアは川西市で育てることは難しいのですが、都会の近郊で見られるのは貴重ですし、例年より早く植えるなど、暑さ対策もしながら育てています。春に株を分ける分球や、8月終わりから週3回は蕾を間引く芽かきなど、シーズンを通じて手入れは大変ですが、大輪の花が咲くように皆で力を入れて育てています」と話しています。