神戸市須磨区にある『神戸市立名谷図書館』（大丸須磨店 4階）で、11月3日から16日まで「世界の子どもの本展」が開催されます。

同イベントは『神戸市外国語大学』『神戸市立名谷図書館』『合同会社かけはし出版』の三者共催で開催。世界各国の子どもの本を通して国際理解を深めることを目的に、小さなノーベル賞と呼ばれる「国際アンデルセン賞受賞作品」や「国際児童図書評議会（IBBY）オナーリスト作品」が展示されます。

世界50か国から約180冊の絵本が登場し、『せん』『なみ』などをはじめとする、2022年の国際アンデルセン賞 画家賞のスージー・リーの作品群のほか、2022年国際アンデルセン賞作家賞のマリー＝オード・ミュライユの作品群もあります。作品は実際に手に取って読むことができるそう。

11月4日にはロシアをフィールドに研究を続け、絵本の翻訳と出版を手掛けている藤原潤子氏  （神戸市外国語大学ロシア学科准教授・かけはし出版代表）が登壇し、ロシアの絵本を通じて国際理解を深めるための講演会を開催します。（要申込み）

また、同日は藤原潤子氏・神戸市外国語大学の学生による、外国語と日本語のバイリンガルで絵本の読み聞かせするイベントも実施されます。（申込み不要、各回先着20名）

＜主催者コメント＞
ウクライナ戦争など、各地で戦争が続く昨今の状況の中で開催することに大きな意義があると考えています。世界の絵本にご興味のある方や国際理解を深めたい方など、是非お気軽にお越しください。