クリーミーで濃厚なスープ!タイの麺料理『カオソーイ』はリピートしたくなる本場の味 西宮市
阪急甲東園駅にある『イサラ』は1992年の開業以来地元の人たちに愛され続けている本格タイ料理店です。
少しずつ寒くなってきたこれからの季節にぴったりだというタイ北部・チェンマイの名物料理「カオソーイ」が、心も体もあたたまる美味しさだと聞いて取材に行ってきました。
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「カオソーイ」とはココナッツミルクを加えたカレーベースのスープに卵の平麺が入ったタイ北部の定番料理。茹で麺と揚げ麺が一緒に入っていて一度に違う食感が楽しめるのが特徴です。
チェンマイでは家庭で食べるというより屋台や専門店で食べることが多く、地元の人はそれぞれお気に入りの店を見つけて通うのだそう。
スープはココナッツのマイルドな味わいと後からやって来るピリッとした辛さが心地よく、途中からはレモンを絞ったり、調味料を足したりと味変しながら食べるのがタイ流なのだとか。
せっかくなので本場と同じようにレモンをひと絞りすると、一気に爽やかな味わいに。もう少し辛さが欲しいので唐辛子を、ナンプラーで旨みを足す、など自分好みに変化させるのが楽しい!
麺だけでもかなりのボリュームなのですが、ほとんどの人が最後にご飯を追加注文、残ったスープに入れて完食するそう。ご飯で〆る日本人ならではの食べ方は、次に絶対やってみたいと思いました。
ランチタイムだとデザートも付き、ドリンクはお得な価格で注文できます。せっかくなのでタイ式アイスミルクティー「チャーイェン」をいただきました。
濃い紅茶にミルクと練乳が混ぜられているそうで、ものすごく甘いのかと思ったら意外とあっさりしていました。添えられたシロップを足すと個人的にはちょうどいい感じに。
メニューを見ているとコースをはじめ、サラダやスープ、麺、カレー、メイン、ご飯ものまでとにかく種類が豊富。化学調味料は使用せず、タイ料理に欠かせないハーブや野菜は近郊の契約農家から直送された新鮮なものを使っているとのこと。
どれも現地そのままの味つけにこだわり、特に日本人にあわせたアレンジはしていないそうですが、「どこかほっとする味わいは同じアジア人の味覚に共通するところがあるのかもしれないですね」とオーナーは話していました。
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32年もの間には三代にわたって来店してくれる家族や、近くにある大学の卒業生がたまに顔を出してくれるのだそう。いつまでも変わらない雰囲気と本場の料理は、すぐにまた食べたくなる魅惑の味でした。