7月20日から姫路市埋蔵文化財センター（姫路市）で夏季企画展「推シ展　推しへの愛が深すぎてつらいので推しと推す人について企画展をしてみた」が開催されます。会期は9月16日まで。

本展では、姫路市埋蔵文化財センター専門職員５人の考古学や埋蔵文化財にまつわる「推し」を「推し活」グッズやエピソードをまじえて、初公開されます。また夏休み期間中に開催されることから、専門職員5人それぞれの「推し」をテーマにした自由研究のテーマも提案します。

「これまでにとりあげたことのない切り口で企画展をしてみたい」と考えていた際に、「推し」や「推し活」という言葉が浮かび、考古学や埋蔵文化財に馴染みのない方でも「推し」という言葉で興味を持ってもらえるのではないかと考えついたそうです。

「推し活」をしている専門職員の様子

展示会場では、入館者が自身の「推し」について書き込む事ができるコーナーが設けられます。この企画では、専門職員5人の「推し」に対する思いを展示し、来場者にそれを通じて自身の「推し」に対する愛を再認識してもらい、さらには幸福感を抱いてもらうきっかけになればとの思いで企画されたそうです。

担当者は「『推し』という視点から、考古学や埋蔵文化財のみならず専門職員個人についても紹介しようという企画展は当センターでは初の試みですので、どのような反響があるのかドキドキ(土器土器)しています」とコメントしています。