世界的指揮者・佐渡裕さんが芸術監督を務める「兵庫芸術文化センター管弦楽団」。年間9回の定期演奏会を同じ席でお得に聴ける定期会員券（9回通し券）が5月末まで販売されています。電話やインターネット、芸術文化センター（西宮市）の窓口で購入可能。

「2024-25シーズン定期会員券（9回通し券）」A席 9回通し券 32,400円／B席 9回通し券 27,000円／C席 9回通し券 19,800円（各税込）

阪神・淡路大震災からの心の復興のシンボルとして2005年にオープンした、同センターの専属オーケストラ「兵庫芸術文化センター管弦楽団」。プロオーケストラでありながら、入団時35歳以下の音楽家を国内外でのオーディションにより選抜し、最長3年の在籍期限を設けて若手音楽家を育成する「アカデミー」の要素を持つのが特徴なのだとか。

年9回の定期演奏会は毎回、金曜・土曜・日曜と3公演が行われ、2023-24シーズンの定期会員数は4300名を超える人気を誇っていたそうです。

兵庫芸術文化センター管弦楽団

シーズン最初の定期演奏会となる第153回（9月13日～15日）には、2022年ロン＝ティボー国際コンクール優勝のピアニスト、亀井聖矢さんが初登場。同管弦楽団とも佐渡裕芸術監督とも今回が初共演だそうです。亀井さん自身、関西では初披露というショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を演奏されます。

佐渡裕🄫飯島隆、亀井聖矢🄫Yuji Ueno

第156回定期演奏会（2025年1月17日～19日）で取り上げるのは、マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」。オーケストラ、独唱者、合唱を合わせると総勢600名程度を予定し、桁違いのスケールが楽しめるのだとか。

公演初日の1月17日は阪神・淡路大震災発生から30年の節目の日ということで、17時46分に開演し、会場で黙祷を捧げます。そのほかの公演情報などは公式サイトから確認を。