駅近くで姫路名物あなご料理が食べられる!
駅前町にある炭焼あなご『やま義』で「あなごわっぱ」を食べてきました 姫路市
今年で12年目を迎える人気店『やま義』(姫路市)に行って、あなご料理を食べてきました。
駅前お溝筋の中にある小さなお店で、オープンから行列ができているところをよく見かけます。
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入り口にはテレビ取材の写真が貼ってあり、中にも取材がたくさん来た様子が掲示されていました。
そんな有名店の同店で今回いただいたのは、特上の「あなごわっぱ」です。「あなごわっぱ(特上)」の1番のポイントは、3種類のあなごが使われていること。1つ目はあなごの佃煮、2つ目は蒸しあなご、そして3つ目は炭焼きあなごです。みっちり入ったご飯の上に3種類のあなごが敷き詰められています。お吸い物とお漬物、あなごの南蛮漬けとともに出していただきました。
最初に食べ方を説明してもらいました。ひつまぶしと同じように、まず最初は、長年の継ぎ足しで濃厚になった穴子タレをご飯に混ぜた「茶飯」とともにそのままあなごを食べ、それからわさびをつけて食べ、最後はお吸い物をかけてお茶漬けのようにして食べるという3パターンの食べ方です。
艶やかなあなごの香ばしい匂いが食欲をそそります。まずは穴子の佃煮からいただきました。甘辛く煮詰めた佃煮には山椒がピリッと効いていて、口の中に爽やかに香ります。柔らかく炊いてあるので、とても食べやすかったです。
蒸しアナゴはとってもふわふわしていて、ひと口噛むとホロリと身がほぐれ優しい味わいです。わさびをつけていただくとまた一味違い、あっさりした穴子とわさびがむちゃくちゃよく合いました。ツンとした爽やかな味が柔らかい穴子に絡まって最高においしかったです。
炭焼きあなごは、炭の香りが香ばしく歯ごたえがあり、プリンとした引き締まった身を楽しむことができます。これもまたわさびをつけて味変を堪能しました。
そして最後はお吸い物をかけていただきました。お吸い物には柚子が入っており、爽やかな風味です。さらさらと食べやすく、いくらでも食べれました。
ご飯がたくさん入っているため安心して3パターンの食べ方を楽しむことができました。
あなごの南蛮漬けはピリッと辛い大人の味、プリッとした歯応えあるあなごとわかめが入った南蛮漬けということでとても珍しいなと思いました。後味があっさりしていて、スカッとした気持ちの良い辛さでした。
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同店では姫路名物のひねぽんも出されています。歯ごたえのあるひねぽんは、噛めば噛むほど味が口に広がり、いつまでも噛んでいられそうです♪
穴子料理は、持ち帰りも可能です。筆者が滞在していた間にも持ち帰りのお客さんが来られていました。平日は14時以降、休日は夜が狙い目の時間帯です。姫路名物の穴子料理を同店で存分に堪能してみてはいかがでしょうか。