咲き誇る大輪の花　

長谷（ながたに）牡丹園開園　ゴールデンウィークにイベントも実施　宝塚市

　宝塚市の長谷（ながたに）牡丹園が4月26日、春季オープンする。5月下旬ごろまでを予定。

　約1000年の歴史を重ねる同市の花卉（かき）植木産業の中でも牡丹の歴史は古く、1766（明和3）年に福島県須賀川に牡丹の苗が送られて以来、全国各地に観賞用や薬用として苗が送られていたという。同園は、福島空港と大阪国際空港（伊丹空港）への直行便が開通したことをきっかけに、全国13地域から集まった“里帰り牡丹”と宝塚の牡丹を併せて紹介する施設として2001（平成13）年に開園。5000平方メートルの敷地に咲き誇る里帰り牡丹、約100種1400株に加え、同市と島根県松江市交流35年を記念して植えられた100株など合計約2500株の牡丹を見ることができる。

　ゴールデンウィーク期間には、野点や餅つき、薪で炊くご飯の振る舞いをはじめとしたイベントも企画されているほか、5月5日と6日には阪急「山本駅」と同園を結ぶ無料臨時バスも運行される。乗車には事前予約が必要で、各便先着50人まで。（※4月17日現在、受付終了）

□臨時バスの運行【4月17日現在、受付終了】

実施日 5月5日（火・祝）、6日（水・祝）
料金 無料※事前予約が必要
定員 50人

運行時刻
阪急「山本駅」発 9:00～15:00の毎時00分
長谷公民館前発 10:00～16:00の毎時00分、17:10

予約・問い合わせ
宝塚市農政課※市役所業務期間中のみ
TEL 0797-77-2036

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