阪急園田駅から北へ歩いて約5分の所にある『釜楽うどん三心（みみ）』（尼崎市）で今まで出会ったことのない「釜揚げうどん」を食べてきたので、その感動をお伝えします。

2020年にオープンしたお店で、階段を上った先が入り口となっています。

店内は、清潔感があり広々とした空間で、今の時期だと部活の卒団式や送別会などの貸し切り予約もあるそうです。

今回筆者は「野菜天ぷら釜揚げうどん」を注文しました。同店で初めて「釜揚げうどん」を注文した方には、「召し上がり方」のガイド表を出していただけるので、これを見ながら料理の到着を待ちます。

「野菜天ぷら釜揚げうどん」1,030円（税込）

あまりに立派な釜が運ばれてきたので「うわぁ～♡」と感嘆の声をあげる筆者。中には、びっくりするほどの豪華さに本当に自分の頼んだメニューか心配になって、メニュー表を確認するお客さんもおられるのだとか。筆者も桶に入った「釜揚げうどん」しか知らなかったので、テンションが上がりました。

ピカピカの釜の蓋を開けてみると、湯気を立てた美しいうどんが登場します。うどんは、1.5玉ほどの量が入っているので男性でも満足できる内容です。

こちらは、火を点けていただいているので、30分ほどずっと温かい状態のままいただけます。

まずは、せっかくなので麺だけをいただきます。こちらは打ち立てのうどんのみを使用しているため、つるつるの食感で柔らかいのですが、しっかりコシもあって食べやすい麺です。

薬味（左から生卵、大根おろし、しょうが、ねぎ）

つけ汁と、生卵、大根おろし、しょうが、ねぎなどたくさんの薬味が用意されています。最初は、何も入れずつけ汁のみでいただきます。

鰹ベースに醤油を合わせたもので、少し濃い目になっていますが、しっかりと出汁がきいているので筆者好みの味でした。少し濃いと感じる方は、薬味をいれたり、うどんの茹で汁をいれたりして、自分好みにアレンジできます。

次に、気になっていた「生卵」を入れて食べるとつけ汁がマイルドになってさらに美味でした。

その後は、残っていた薬味を全て投入してみると、大根おろしのさっぱりさや、しょうががアクセントになって最後の最後まで飽きることなく食べられました。

「野菜てんぷら」

同店は、天ぷらも人気だということでしいたけやオクラ、れんこんなどが入った「野菜てんぷら」もいただきます。

大きなかぼちゃの天ぷらは、中はホク、外はサクッとした食感でシンプルに塩でいただくと、かぼちゃの甘みが引き立っていました。

オクラの天ぷらも外はサクサクで、中のネバネバ感もしっかり感じられました。

「自家製うどんの冷凍販売」「太うどん、細うどん（各170円・税込）」「かけ出汁、ぶっかけ出汁（各200円・税込）」「カレーうどんの素（550円・税込）」

同店では、なんとメニューの「うどん」や「出汁」の冷凍販売もされています。さらにおつとめ品として一玉50円（税込）という破格の値段で販売されているものもあり、あまりにお得すぎて申し訳ない気持ちになるほどです。家でも同店の「うどん」が食べられるなんてほんとに幸せです♪地方発送もされているので、遠方の方でも食べられるのはうれしい限りです。