神戸ビーフを使ってこの値段!?お米やみそ汁も侮れない
三宮の『Bistro RED BRICK』で煮込みハンバーグの洋食ランチを楽しみました 神戸市
各線三宮駅から南東へ徒歩10分ほど。オフィスやマンションが立ち並ぶあたりに、昨年12月「Bistro RED BRICK(ビストロ レッド ブリック)」(神戸市中央区)がオープン。神戸ビーフを使った煮込みハンバーグのランチを楽しんできました。
ホテルのレストランや和洋食店、居酒屋など、ありとあらゆる飲食店で活躍してきた大坪さんが独立し、昼は洋食ランチ、夜はソムリエが厳選した20種以上のワインとともにおばんざいが味わえます。
ランチは行列ができることもしばしば。利用をするなら事前のWEB予約か12時台をはずして訪れるのがおすすめです。
種類は約16種類。煮込みハンバーグを中心としたセットメニューに、1日5食限定の「ボルケーノライス」や「魂のナポリタン」、他店に比べるとお得に食べられる「神戸ビーフステーキ」(9,000円)など、迷ってしまうラインナップです。
今回は1番人気の「Aセット」を試してみることに。煮込みハンバーグにトンカツが付いたセットです。
オリジナルのデミソースは、国産の牛すじと赤ワイン、ホールトマトなどをじっくり煮込み、隠し味にほたての干し貝柱を加えて旨みと香りをプラス。濃厚ながらもトマトの酸味がほどよくきいて全体を爽やかにまとめています。
同店の看板商品「煮込みハンバーグ」は、なんと神戸ビーフを30パーセント使用。かつて食品バイヤーとして全国各地に出向いていた大坪さん独自のパイプがあるからこそ、ここまで値段を抑えて提供できるのだとか。
箸を通すと肉汁がたっぷりあふれ、口の中でホロホロとほどけていきます。地元民がなかなか食べる機会のない神戸ビーフが、日常のランチで楽しめるなんて幸せ気分♪
相棒のトンカツは衣は薄くサクサク食感。国産豚肉の脂の甘みがじゅわっと広がり、約80グラム軽やかに堪能できます。
お米は淡路島で農家を営む中田さんから直送されたもの。早いときだと精米の翌日には店舗に届いているそうで、新鮮さゆえの甘みがしっかりと感じられます。
数々のランチメニューは、こちらのお米をたくさんの人に食べてほしいからこそ、ご飯に合うかどうかでふるいにかけて考案されたものだとか。
「季節によって人間の味覚が異なるため、寒いときは塩味をきかせたみそ汁を提供しています」と大坪さん。春先は花粉対策と称してゴボウやレンコンなどの根菜を中心に野菜を8種類ほど、朝からコトコト煮込んでいます。
4種類の味噌をブレンドし濃厚な風味ととろとろの野菜が溶けあい、家庭のみそ汁とはまた違ったクセになる1杯です。
この場所はもともと喫茶店だったそうで、その趣を残しつつ落ち着いて食事ができる空間に。「時間を気にせずゆっくり過ごしてほしい」とのことで、ワインをプラスして昼飲みを楽しむのもいいかもしれませんね。
詳細情報
- 店舗
- Bistro RED BRICK(ビストロ レッド ブリック)
(神戸市中央区御幸通3-2-4 コスモプラザ三宮102)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~14:00、16:00~22:00
- 定休日
- 日曜日
- TEL
- 078-891-8322