手柄山にある『姫路市手柄山温室植物園』（姫路市）で3月23日より「県農生のカトレア原種展」が開催されます。期間は3月31日まで。

「カトレア・インターメディア」とは南米ブラジルからアルゼンチンに原生する着生ランで環境適応力が高く丈夫で栽培しやすい品種として知られています。

今回の展示では、そんな「カトレア・インターメディア」を中心に、兵庫カトレア・インターメディア愛好会の協力のもと、約100点のカトレアを展示。兵庫県立農業高等学校生の協力のもとバイオテクノロジーで栽培したカトレアも展示されます。

会期中の日曜日には「展示説明会」（11時から、予約不要）も開催。また、植物園への入園に関わらず誰でも利用可能な園内のレストハウス「花の家」では、各種洋ランの鉢植えなどが販売されます。

担当者は「兵庫県立農業高等学校の生徒が育てたカトレアを展示することで、取り組みを知ってもらう機会とし、多くの方に鑑賞してもらいたい」とコメントしています。