だんだん暖かくなる日も増えてきましたが、まだまだ真冬のような寒いもある今日このごろ。寒い日はやっぱり身体がポカポカ温まる"おでん”が食べたくなりませんか？

阪急武庫之荘駅近くにあるおでんと季節料理『おおばやし』（尼崎市）で感動的なおでんに出会ったので、その模様をお伝えします。

駅の南口から歩いて約2分というアクセスの良い場所にありますが、少し路地に入った所にあるので隠れ家的な雰囲気もあるお店。

看板やドアを始め木を基調としており、落ち着いた雰囲気♪中でも、一枚板でできた美しいL字のカウンターが魅力的です。

同店は、おでんを始め旬の食材を使った様々な創作料理をいただけ、地元のお客さんが足しげく通われています。今回筆者は、看板商品のおでんと旬の牡蠣料理をオーダーしました。

「おでん」（左上から大根、ねぎ袋、水菜はりはり、牛すじ」

頼んだのは、定番の大根、牛すじとあまりほかでは見たことのないねぎ袋と水菜を使った変わり種の4品のおでん。

「大根」264円（税込）

見てください、この黄金に輝く「大根」の姿を！！おでんといえば誰しも思い浮かべるのは王道の「大根」ではないでしょうか？もちろん、筆者も大好きなので早速いただいてみます。

丸1日かけて中までしっかりお出汁を染みこませて炊かれているので、一口食べただけで衝撃の美味しさ。昆布や鰹、あごを使った出汁は深みとコクがあり口の中でじゅわっとあふれ、柔らかい大根は少し噛んだだけでとろけてなくなってしまいました。今まで筆者が食べてきたおでんの大根の中でも記憶に残る味になりそうです。

「水菜はりはり」330円（税込）

次に、水菜を豚肉で巻いた「水菜はりはり」というおでんは、水菜の緑が映えて食欲をそそられます。水菜はシャキシャキとした食感は残っているのですが、お出汁と豚肉の旨味をしっかり吸い込んでいて大変美味でした。ほかにも「ほうれん草」や「レタス」など野菜を使ったおでんも人気だそう。

「牛すじ」330円（税込）

圧力鍋を使用した「牛すじ」は、ほろほろと柔らかく牛の旨味と出汁の相性は抜群です。

「ねぎ袋」264円（税込）

「ねぎ袋」は、ころんとかわいい揚げの巾着にたっぷりのネギが詰め込まれています。年を重ねるごとに大好きになってきたおねぎに出汁が染み染みで至福のひと時。この出汁にはまってしまった筆者は、「飲み干したいくらいです」と店主に伝えると、ほかのお客さんからも同じような声はあり、出汁だけ売ってほしいという要望も多いのだとか。

「牡蠣のバター焼き」1,100円（税込）

最後に今が旬の「牡蠣のバター焼き」をいただきます。

ぷるぷるの牡蠣にバターが染みこみ、口の中で牡蠣の旨味エキスとバターがあふれ出し、いくらでも食べられます。途中でレモンを絞るとさっぱりとした味わいになるのでそれもオススメです。

ランチには、「刺身ランチ」「煮魚ランチ」や季節限定の「牛すき鍋」などのメニューがあるので、次回はそちらをいただきに訪れたいです。