町に溶け込む古民家カフェ♪自分を見つめ直すきっかけに
JR立花駅周辺の「TARA COFFEE&HERB」で自家焙煎コーヒーと自然栽培のハーブティーに癒されました 尼崎市
七松八幡神社の東側をお散歩していると、長屋をリノベーションした「TARA COFFEE&HERB(タラ コーヒーアンドハーブ)」(尼崎市)を発見!静かな古民家カフェでまったり過ごしてきました。
2017年に営業をスタートし、ひっそりすぎて地元の人でもまだ訪れたことがないのでは?同店の南側に1台分の駐車場がありますが、JR立花駅から徒歩10分ほどなので、街並みを楽しみながら訪問してみて。
店内は、店主・山本さんが育てた花で作ったドライフラワーや植物が飾られていて、自然のぬくもり溢れる空間。“自分と向き合う場所に活用してほしい”と、スマホやパソコンから距離を置いて、読書など趣味の時間を過ごすのも良さそうです。
山本さんは、神戸市西区に畑を構え、そこでは肥料・農薬に頼らず10種以上のハーブや野菜、花を育てています。毎週1度は畑に出かけ、仲間たちが自然農で育てた野菜を店頭で販売。
黄かぶや紅菜苔(こうさいたい)、ラディッシュなど、旬の食材を購入したい人は並び始めの木曜日が狙い目!
ハーブティーは「レモングラス」「カモミール」「ブレンドティー」「ホーリーバジル」を用意。カップに注ぐと優しい香りに癒されて、ほんのり甘く一気に身体全体がほころんでいきます。
自家製の「米粉のスコーン」に合わせるのがおすすめで、この日はローズマリー味。山本さんがバリ島を旅しているときに出合ったクサンバの塩や、豆乳ヨーグルト、てんさい糖など、素材選びもぬかりなく、自然のおいしさが広がります。
一般的なサクサクのスコーンとはまた違う、ふわっともっちり食感。噛むごとにローズマリーの爽やかさがきいて大人向け、満足度の高い逸品です。
2杯目をオーダーするなら自家焙煎コーヒーが◎。4種の豆をブレンドし、旨みや甘みを引き出した1杯に。新鮮な豆を使っているがゆえのスッキリとしたテイストで、苦味が苦手な人でもブラックで飲みやすい仕上がりです。
山本さんによる「いりたてコーヒー焙煎講座」(2,500円~)も実施しているため、おうちで本格的なコーヒーを楽しみたい人はぜひチャレンジしてみて。
フードメニューは、芦屋「ベッカライ ビオブロート」のトーストブロートを使用した軽食や、無農薬の米を毎朝7分づきにした栄養価の高い「本日のおむすび」も用意しています。
店内では、山本さんと繋がりのある作家たちが手掛けた貼り絵や絵本、ポストカード、編み物なども販売。料理と向き合うだけでなく、さまざまな作品に目を向けると“自分ってこんなものが好きだったんだ!”と新たな発見につながるかも。
毎月第2日曜日には自然農「日和舎(ひよりしゃ)」によるランチ会も実施。人気のあまり、告知後すぐに予約が埋まってしまうそうですが、同日マルシェのように農家さんから直接野菜が購入できるので(予約不要)、ぜひチェックしてみてくださいね。
詳細情報
- 店舗
- TARA COFFEE&HERB(タラ コーヒーアンドハーブ)
(尼崎市七松町3-11-4-4)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 12:00~18:30
- 定休日
- 水曜、不定
※臨時休業などはこちらからご確認ください - TEL
- 090-9991-7657