飾磨区下野田郵便局の側に昨年11月にオープンした、ユニークな看板が興味を引く『とろあるかふぇ』（姫路市）に行ってきました。

頭がコーヒー豆になった某アニメキャラクター風な人がカップに入りくつろぐ姿が同店のロゴ。このユルさが肩の力を抜かせてくれる雰囲気が嬉しい。

ところで店名の『とろある』とは、フランス語で3を意味する”トロワ”と、木を意味する”アルブル”をくっ付けた造語。3と木。そうです、同店は三木さんが営んでいます。

オーナーは市場で青果を扱う三木商店。朝早くから新鮮な食材を仕入れ、旬の食材を使ったランチが好評です。

さらにリッチなランチタイムにさせてくれるのは、窓から望むお庭です。ガラス越しに射し込む光が、料理を一層美味しく引き立て、贅沢なひとときを演出してくれます。

「10食限定日替わりランチ」1,100円（税込）

ランチタイムは「10食限定日替わりランチ」のみ提供しています。7席と少ない席数のため、早めの予約がベスト。

料理が運ばれてくると、そのボリュームに驚き！鮮やかな色彩が目を引き、多くの食材が使われていることが伺えます。

取材日のメインは、ロールキャベツとコロッケ。まず、大きなロールキャベツをいただいてみると、包み込まれたお肉のジューシーな肉汁が口の中に広がります。

コロッケは、外側はカリッと揚がっており、中身はしっとりふわっとしたジャガイモと、玉ねぎの甘味が絶妙です。同店の人気商品の一つでもあり、テイクアウトも可能です。

小鉢の種類も多く、切り干し大根やきゅうりの酢の物など、素材の味を活かしたシンプルなものから、オリジナリティあふれる料理まで、バラエティ豊かにどれも素材の美味しさにこだわった料理ばかりです。

特にフルーツはとても瑞々しく、一口食べるたびに幸せな気持ちに。野菜やフルーツは店頭販売している場合もあるので、買って帰るお客さんも多いのだそう。

ランチにはプラス200円でドリンクをつけることが出来ます。コーヒーは、少し深煎りですっきりとした味わいが食後にぴったりでした。ホッと一息お庭を眺めながら、カフェ利用もOK。

ドリンクやコロッケなどテイクアウト商品も充実。お弁当やお惣菜などのおかず系も日替わりでラインナップしています。

三木さんは「私たちのお店は、地元の食材を大切にしています。お客様には市場で仕入れた野菜や果物などを楽しんでいただきたい」と話されていました。