丹波立杭焼窯のほど近くにあったパンケーキのお店『YAMATO cafe』（三田市）が、JR三田駅前に移転していると聞き、取材に伺いました。

京町家のようなたたずまい

三田駅から商店街を抜けて橋を渡るとお店に到着。すぐそばに広い駐車場があるので車での来店もOK。移転前は「パンケーキの美味しい店」として行列ができていた同店。「もっとたくさんの人に食べてもらいたい！」とアクセス良好なこの場所に移転したそうです。

シックで落ち着いた雰囲気の客席

外観は町屋風でしたが、店内に一歩足を踏み入れると、そこには洗練された雰囲気の空間が広がっていました。黒基調のシックなお席と明るくモダンなお席があり、その日の気分で使い分けることができます♡

明るくモダンな雰囲気の客席

この日は、窓から明るい光が差し込んでほっこりした気持ちになれる窓際のお席でいただくことにしました。

季節限定メニューの「苺のパンケーキ」 1390円（税込）

運ばれてくるなり思わず歓声を上げてしまったパンケーキ♡イチゴがプレートから溢れそう！旬のフルーツを使ったメニューは期間限定で、季節毎にマンゴー・マスカットのパンケーキなども登場。

隙のない美しいフォルム

パンケーキは見るからにふわっふわ！「うちでは”エスプーマ”を使っているのが自慢なんです。一般的なものに比べて5倍の泡立ちを実現し“空気のような軽い泡”に変えてしまうこの機械を使うことで、ふわっと口当たりの軽いパンケーキを作ることができるんですよ」と店主の増田さんは話します。

本当にふわっと柔かく溶けるようで、フォークを入れただけでこの通り。「出来上がったらできるだけ早くお召し上がりくださいね！」とのこと。甘酸っぱいイチゴにあま〜いホイップクリームと一緒に食べると、口の中で幸せなハーモニーが広がってなんとも言えない幸福感♡あぁ、しあわせ。

ふわっととろけそうな「クラシックパンケーキ」1100円（税込）

大人気の定番メニュー「至福のプレーンパンケーキ」1100円（税込）

店主の「好き」から始まった『YAMATO cafe』物語。自分も大好きなパンケーキをたくさんの人に食べてもらいたいと試行錯誤。いろんな料理にも精通しているからこそできるアレンジの数々は、食べる側を楽しませてくれますね♪

いろいろな窯元にオーダーした、オリジナルの立杭焼プレート

増田さんの「好き」にはもう一つあり、それがこのプレートたち。もともと”和”の文化に関心があり、店名も日本を意味する”大和（ヤマト）”とお子さんの名前から取ったそう。立杭焼の窯元さんたちとは公私ともに交流があるそうで、数々のコレクションを器として使用されています。

筆者も思わず欲しくなった、手のひらにすっぽり収まる味わいあるカップ

このコロンとした形が素敵なコーヒーカップも「大雅工房」にオーダー制作されたものだとか。

定番の「自家製カスタードのクリームブリュレパンケーキ」　1320円（税込）

メニューは他にもたくさんあり、どれにしようか迷ってしまうものばかり。カリカリに焼かれたブリュレ風の自家製カスタードを挟んだ「クリームブリュレのパンケーキ」は、添えらえたアイスの濃いカシス味もたまらない！

定番パンケーキメニュー/新メニューの「平日限定ランチプレート」

平日限定の「お米のランチプレート」も新しくメニューに加わり、ますます目が離せない同店。6月ごろからは毎年大人気の「かき氷」も始まります。

右：著名人の来店もあり色紙が飾られていました

洗練された空間・こだわりの詰まったパンケーキ・魅力的な器の3拍子揃った同店。スイーツ好きさんはもちろん、上質な午後のひとときを過ごしたい方にも断然オススメすることができます。記事を見て興味をそそられてた人は、ぜひ一度足を運んでみてください。