ここでしか見られない?!珍しい植物がずらり
垂水駅近くの植物店『びざーるBotanicalすとあーShield』に行ってきました 神戸市
垂水区にある『びざーるBotanicalすとあーShield』は、珍しい植物を取り扱う植物店。前を通るたび気になっていたお店へ、今回取材に行ってきました。
場所はJR・山陽電鉄「垂水」駅から福田川沿いを歩いておよそ5分。「珍奇植物」と書かれた看板や、店先に並ぶ緑が目を引きます。
店は2年前にオープン。もともとはペットショップを営んでいたオーナーが、自身の好きだった”珍しい植物”を取扱いたいと店をオープンさせました。店には国内外の植物およそ100種類が並びます。
珍しい植物は、その分育てるのが難しいイメージがあった記者。珍しい植物といっても一概に全てが難しいわけではないそうなのですが、「大切に育ててほしい」という思いから、店では較的管理方法が特殊なものにはある”数字”を書いた札を刺しているそう。
その数字とはそれぞれ、植物が「カラカラに乾いた状態」と「水分を十分に含んだ状態」の重さ。「土が乾いたらたっぷり水をあげる」といった基準よりも、重さをはかって管理する方が明確でわかりやすく簡単になるためそうしているんだとか。
またこちらには「入院中」と書かれた植物が。店では状態を崩した植物を一時的に預かって様子を見てくれるシステムもあるんです!主には購入した植物が対象ですが、「そうでない植物でも気軽に相談をしてもらえたら」とのことですよ~。
見たこともなければ、聞いたこともないような植物がずらりと並ぶ店内ですが…今回はそんな中でも特に珍しいとされる植物をセレクトし、ランキング形式で3つご紹介!
第3位は「亜阿相界(アアソウカイ)」という珍しい名前の植物。マダガスカル原産の植物で、不思議な名前は「アジアとアフリカの境目」という意味を持っているんだとか(すなわち、マダガスカルのこと)。乾燥に強く、春には花を咲かせます。
第2位は「イワオモダカ」。国内では生態系の整った森に生息しているシダ類の植物ですが、地域によっては絶滅危惧種に指定されており、県内でもレッドデータにのっているんだそう。大きな葉っぱが特徴的です。
栄えある第1位は「亜竜木(アリュウボク)」。こちらは日本で一番最初にオランダからやってきたといわれる植物で、江戸時代にお殿様に献上されたという話もあるんだとか。流通数が少なく、とても珍しいんだそうですよ!
「まずは店を覗いてもらって、育て方に困ったときなどは気軽に相談してほしい」と話すオーナー。店にいけば珍しい植物はもちろん、植物を大切に育てる気持ちも持ち帰ることができそうです。
詳細情報
- 場所
- びざーるBotanicalすとあーShield
(神戸市垂水区川原5丁目2-3 川原ビル 201)
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- 10:00~19:00
- 定休日
- 水曜日