柔らかな甘さの優しい焼き菓子。気軽に立ち寄って
塩屋にオープンしたばかりの『Bake Shop Jina(ベイク ショップ ジーナ)』に行ってきました 神戸市
今注目の街「塩屋」にオープンした『Bake Shop Jina(ベイクショップ ジーナ)』は、11月にオープンしたばかりの可愛いお菓子屋さん。
塩屋駅から徒歩10分ほど、街なかからは少し外れますが、塩屋の街を散策しながら目指すとちょうどよい距離です。
ドアを開けると焼き菓子のよい香りが漂います。こぢんまりとした店内はシンプルで洗練された雰囲気。無駄がなく、随所にセンスが光ります。
もともと製菓の仕事をしていた店主の平山さん。途中事務職に就いたりもしたそうですが、「やっぱりお菓子が好き」という思いから、お店をオープンされました。
正面に並ぶのは、マフィンやケーキなどの“焼き立てベイクアイテム”。かわいいケースに1種類ずつ入れられたお菓子たちはどれも美味しそうで目移りしてしまいます。
まずは一番気になった「キャロットケーキ」をいただくことにしました。
一口食べてびっくり。水分をたっぷり含んだ、かなりしっとりとした生地です。それでいてベチャッとはしておらず、ふわふわ。人参を皮ごと擦ってたっぷり加えているため、このようなしっとり感になるそうです。
生地にはくるみやレーズンが散りばめられていて、ほのかなスパイスの風味とともにさまざまな味が楽しめます。表面に塗られたクリームチーズの酸味もよいアクセント。甘すぎないので大きなカットもぺろりと食べられてしまいます。一度食べるとファンになる人が多いというのも納得です。
こちらは「いちごとオレオのマフィン」。オレオが外にも中にもたくさん入っていて嬉しくなります。国産いちごのコンフィチュールも美味。マフィンはほぼ毎日変わるとのこと、いろんな味を食べてみたい!
クッキーなどの日持ちのするお菓子もあります。
鳥さんの形がかわいい「メープルクッキー」はサクッと感が心地よく、素朴だけれどふんわり香るメープルシュガーが個性的。ついもうひとつと手が伸びます。
同店のお菓子は、どれも優しくて“柔らかい”甘さ。お菓子によって使う砂糖の種類を変えていたり、ベストな火の入れ方を研究したりと、ひとつひとつ丁寧に、大切に作られていることがわかります。
「小さなお店でのんびり営業しているので、気軽にふらっと遊びに来ていただけたら嬉しいです」と平山さん。来店するお子さんやご近所さんとのおしゃべりも楽しい時間なのだそうです。
「自分の作ったお菓子で喜んでもらえるのが何より嬉しい」という店主の作る、優しいお菓子。塩屋にまたひとつ、素敵なお店が増えました。
詳細情報
- 場所
- Bake Shop Jina
(神戸市垂水区塩屋町9-20-14 ファミーユ塩屋102)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 不定休 ※公式Instagramでお知らせあり