神戸市中央区の『AQUARIUM×ART átoa』で、世界最大のヤモリとして知られる「ツギオミカドヤモリ」の展示が始まっています。

「ツギオミカドヤモリ」は別名「ニューカレドニアジャイアントゲッコー」とも呼ばれ、全長が最大40センチメートルにもなる世界最大級のヤモリです。木のような模様をしており、体の色の濃さが周りの環境に合わせて変化するのが特徴。また指先には趾下薄板（しかはくばん）という特殊な器官があり、ガラスなどの壁面に張り付くことができます。

展示されている「ELEMENTS 精霊の森」ゾーンには、世界で2番目に大きくなるリクガメの仲間「アルダブラゾウガメ」やワニのような鱗が特徴の「ガイアナカイマントカゲ」、青い舌をもつ「マダラアオジタトカゲ」、樹上性のヘビ「エメラルドツリーボア」、特徴的な姿が人気の「エボシカメレオン」など多くの爬虫類が暮らしていますが、ヤモリが仲間入りするのは今回が初めて。

オキナワシリケンイモリ

同じゾーン内に似た名前から間違えられやすい「イモリ」も展示されているため、この機会に「ヤモリ」と「イモリ」を観察することもできそうです。