ハード系のパンがおいしいと評判のbread market『やさしい風』（尼崎市）へ取材に行ってきました。

JR尼崎駅から北西方向に歩いて約10分の所にあり、通りからは少し奥まっていますが、道路側に看板が出ているのですぐに見つけることができました。鮮やかな青いドアが目印です♪

中に入るとパンの焼けた香ばしい香りが漂い、一気に幸せな気持ちになります。

店内には「コロッケパン」や「ソーセージのとブロッコリーのシチューパン」などのお惣菜パンから、「パンオショコラ」や季節限定の「抹茶と栗のクロワッサン」などのスイーツ系まで、常時60~70種類のパンが並んでいます。

お客さんに喜んでもらいたいという思いから種類を豊富に展開しており、閉店までパンが完売にならないよう常にパンを焼き続けているそうです。筆者が取材に訪れた時もお客さんがひっきりなしに訪れ、自分好みのパンをたくさん購入されていました。

どのパンをテイクアウトしようか悩んだ結果、一番人気の「トマトフランスパン」とオープン当初から販売している「くるみバゲット」と「バジルチキン」の3品を選びました。

「トマトフランスパン」はまず驚くほど大きなサイズに圧倒されます。測ってみると約20cmほどあり、自宅にある一番大きな皿からもはみ出そうな勢いでした。

水の代わりにトマト果汁だけで作った赤い生地が特徴的で、噛めば噛むほどトマトの味が広がり、こんなにトマトを感じたパンを食べたのは初めてです。外はパリっと、中はもちもちの食感で、トマトとパンの両方が大好きな小学生の娘たちも「ほんとにトマトの味がして、おいしい」と夢中で食べていました。

続いていただいたのはロングセラー商品の「くるみバゲット」。

全長約32cmもあるハード系のパンで、中にはくるみが贅沢にゴロゴロとたっぷり入っています。噛み応えもしっかりあり、くるみの甘みと生地自体の旨味が相まって大変美味でした。

「バジルチキン」はもちもちした白いパンでバジルチキンとチェダーチーズをサンドしており、バジルの爽やかな香りが食欲をそそります。

お店の定休日である月曜日には不定期でパン教室が開催されています。高校生から参加でき、参加料は7,000円（税込）です。未経験の方でもパン作りの楽しさを知ってもらいたいとの思いから始められたそうで、興味がある方は公式Instagramをチェックしてみて下さいね。