自慢のおでんとクラフトジンの専門店が登場!
魚町通りにある『maruya(まるや)』おでんとクラフトジンを楽しんできました 姫路市
今年10月にオープンしたおでん専門店『maruya』(姫路市)は、元バーテンダーの店主が営むお店。おでんに合うとっておきのお酒も揃えているということで、取材に行ってきました。
子どもの頃から家で食べるおでんが大好きだったという店主。調理師免許を持つ母が作るおでんは、ダシからとる本格派。その味に慣れ親しんできたということもあり、家庭とは一線を越える上品なおでんが味わえます。
地産地消を基本に新鮮な食材を使い、手間を惜しまずに丁寧に仕込まれた具材は素材の美味しさを引き立ててます。こだわりの出汁は、羅臼昆布、花鰹、しび節など少し甘めに塩味を抑えてシンプルに。そこに練り物などから染み出る出汁がさらに旨味をプラス。
生姜醤油でいただく「姫路おでん」は、生姜を自分ですりおろすスタイル。たつの市の醤油「オオギイチ」と合わせると、おろしたての生姜の風味が際立ちます。
どれにするか迷った時には店主が選ぶ「5種盛おまかせ」がオススメ。苦手な食材がある場合も対応してくれます。人気No. 1の「大根」は、割ると芯まで出汁が染み染みです。
「魚河岸揚げ」という練り物を初めていただきました。居合わせた関東からのお客様が「関東では定番だよ」と教えてくれました。こういう交流が自然と出来るお店は、本当に居心地が良いです。
おでんに合うお酒として出していただいたのが「季の美」という京都のドライジン。玉露や柚子といった国産のボタニカルが素材となっているので、和食に合うのは自然なことだそう。
バーテンダー歴15年の店主が選ぶともあり、おでんとの相性も抜群です。
「牛すじ」は、丁寧な下処理がされているので臭みがなく、昆布や生姜とおでん出汁で丁寧に煮込んだ人気の一品。
「春菊」も、削った柚子を入れることでエグ味を抑えながら春菊の独特な苦みが程よく引き立ち、爽やかな風味が広がります。
おでんとジンがこんなに合うなんてと思いながら、ついついお酒が進みます。
もう一種類おすすめしたい「紅櫻蒸溜所」のクラフトジン。昆布や大根といったボタニカルに、アロマのようなフルーツの甘い香りが食事の余韻と締め括りにぴったりでした。
「カウンター7席の店内なので、InstagramのDMから二日前までに予約お願いします」とのことです。
何でも丸く収まるきっかけになれたらという店名でもある『maruya』で、美味しいおでんとクラフトジンを楽しんで♪
詳細情報
- 場所
- maruya
(姫路市立町55-2)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 17:30〜24:00(金曜日、土曜日のみ1:00まで)
- 定休日
- 月曜日