阪急武庫之荘駅の南口から歩いて約2分ほどの所にあるイタリアンレストラン『イル・ヴィゴーレ （IL VIGORE）』（尼崎市）でランチを食べてきました。

閑静な住宅街の中にあり、ランチ時には主婦やママ友などの女性客で賑わっているお店で、たくさんの観葉植物が飾られたオシャレな雰囲気も魅力的です。

お店に入ると店内の壁や天井にもさりげなく観葉植物が飾られていて、癒される素敵な空間です。

「スタジオーネ」1650円（税込）

仕込みを極力行わずオーダーを受けてから調理するスタイルで営業しているそうで、野菜は兵庫県産の無農薬野菜が使用されています。どんな野菜を使ったイタリアンに出会えるか、注文時からワクワクが止まりません♪

今回は3種類あるランチコースの中から人気の「スタジオーネ」を注文。前菜3種盛り合わせ、本日のパスタ、バケット、追加でドリンク（＋150円）とデザート（＋350円）のコースです。

まずは、前菜の「エビのチーズフリット」をいただきます。中のエビはプリプリで、外の衣はカリカリの食感でチーズの香りが口いっぱいに広がります。淡路島から仕入れている食用花と一緒に食べると爽やかもプラスされました。

真ん中の「さわらの藁焼きカルパッチョ」は、口に入れた瞬間、藁の香ばしい香りが食欲をそそります。さわらの藁焼きは初めて食べましたが、魚の旨味が凝縮され大変美味でした。

次に、緑が鮮やかな「ブロッコリーのマリネ」を実食。このブロッコリーは契約農家から仕入れたもので、シャキシャキとした食感とブロッコリー自体の野菜の甘みを感じました。

本日のパスタは店内の黒板から選ぶことができ、筆者は「ハムとにがうり、かぼちゃのピュレソース」をチョイス。にがうりが素揚げされていて、苦みが抑えられ食べやすかったです。若干のほろ苦さとかぼちゃのソースが絡んだパスタは相性抜群でパクパクと食べ進められました。

デザートの「チョコレートケーキ」は、一口食べると濃厚なチョコの味が口いっぱいに広がります。添えてあるバニラのアイスと一緒に食べると幸せな気持ちになりました。

追加で注文した「カプチーノ」はチョウのラテアートがかわいくて乙女心をくすぐります♡そして、これが予想を超えるおいしさでした。「カプチーノ」は苦みが強く筆者は少し苦手だったのですが、これは砂糖も入っていないのに甘く感じ、最後の一滴まで楽しむことができました。コーヒーは店内で豆から挽き、ミルクの温度を60℃にすることによってコーヒーの甘みをひきだしているそうです。

素材や野菜のフレッシュ感を感じられる大満足のランチを堪能できました。前菜から食後のドリンクまで店主のこだわりがたっぷり詰まったイタリアンをぜひ1度体験してみてほしいです。