身体にやさしく♪志は大きい、街の小さなパン屋さん
三宮・トアロード沿いの『おうちぱん R. BAKERY』で「お豆腐パン」をテイクアウトしました 神戸市
おそらく神戸で1番小さなパン屋さん。9月7日に移転オープンした「おうちぱん R. BAKERY(アールベーカリー)」(神戸市中央区)の"お豆腐パン"が気になり行ってきました。
新店舗は「トア山手プラザ・ウイング棟」の1階。場所が分かりづらいかもしれませんが、トアロード沿いにマスコットキャラクター「Rちゃん」の看板が出ているので目印に。
ビルの奥へと進むと店舗が見えてきました。噂どおりミニマムなパン屋は「カラダにやさしいパン作り」をモットーに、店主の泉さんがひとりで切り盛りしています。
パンの種類は大まかに3ジャンル。オープン当時から人気の「お豆腐パン」と、アレルギーが出にくいとされる「ディンゲル小麦(スペルト小麦)のパン」、グルテンフリーな「米粉100%のパン」がそろいます。
この日は約11種類のパンがならび、どれもころんとかわいい手のひらサイズ。しかし、見た目に以上に素材がぎゅっと詰まっているため、2~3個食べるだけでも満腹感が得られるはず。
定番のお豆腐パンは「プレーン」と「全粒粉」。豆腐は、湊川・東山商店街にある「原商店」のもので、国産大豆と井戸水で作られたやわらかな風味がそのまま生かされています。素朴な甘みともっちり食感がクセになる♪
こちらはブラン(ふすま)粉を使ったパン。ふすまというワードは聞きなれないかもしれませんが、別名「ブランブレッド」とも呼ばれ、低カロリーなのに栄養価が高く、健康志向の人には全粒粉と並んで人気なのだとか。
はじめて食べるときは、独特な香りやクセが少し気になるかもしれません。そんな人にもチャレンジしやすいようにと、オーガニックレーズンが入ったものも用意。酸味のアクセントも加わり、最後までおいしく味わえました。
アレルギーがある人でも安心して食べられる米粉100パーセントのパンは、神戸市西区産「ミルキークイーン」の米粉を使っています。お豆腐パンと同じく、乳製品や卵は不使用。子どもの離乳食として食べられることもあるそうです。
「米粉のプチフランス」は、外はカリッと、中はもっちり。まるでお米を食べているかのように、パン生地に存在感があり、噛めば噛むほどお米の甘みがじんわり広がります。
自宅で「発酵」するおもしろさに気づき、パン作りの道に興味を持ったという泉さん。天然自家製酵母も扱っているパン屋で修業を重ねたのちに、2021年に独立しました。
「おうちの冷蔵庫の中を見て“今日はなにができるかな~?”という感覚のように、旬の食材を見て、その日のラインナップを考えています。何度もトライしているのですが『米粉100パーセントの“おいしい”食パン』を完成させるのが今後の目標です」とにっこり。
不定期でマルシェにも出店し、そこで出会った人から食材を仕入れるなど、顔が見える付き合いを大切にしています。パンは冷凍すると2週間日持ちがするのでストックにもおすすめ!
詳細情報
- 店舗
- おうちぱん R. BAKERY
(神戸市中央区中山手通3-2-2 トア山手プラザ・ウイング棟1F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 12:00〜16:00 ※売り切れ次第閉店
- 定休日
- 月・火・水曜、不定
※定休日などの詳細はこちらから - 問い合わせ
- インスタグラムのDM もしくは
メール(rbakery@undergroundgallery.jp)から