釜炊きごはんにエビカレーや卵かけごはんが旨い!
赤穂に来たら行きたい場所『雲火焼展示館 桃井ミュージアム』で癒されてきました 赤穂市
「赤穂に観光に来たけれど、ゆっくり時間を過ごす場所がわからない」。今回はそんな時におススメしたい場所『雲火焼展示館 桃井ミュージアム』を紹介します。

同館があるのは、温泉宿などが連なる海と山に囲まれた絶景エリア・赤穂御崎。

広い館内の一階では、独特の風合いで愛される「雲火焼(うんかやき)」の展示や販売が行われています。同館は兵庫県伝統的工芸品に指定されている雲火焼の唯一の窯元で、様々なスタイルの作品が鑑賞できます。

二階にある「赤穂緞通(あこうだんつう)」の間では、堺、鍋島とともに”三大段通”に数えられる、独特の色合いと文様が特徴の赤穂緞通を展示。各工房の作家作品が並んでおり購入することもできます。

緞通の向かい側にあるガラス窓から見える四季折々の風景は、”ミュージアムいちの名画”と呼ばれているそう。目の前に広がる瀬戸内海の美しさに、思わず時間を忘れて魅入ってしまいます。

そんな同館では食事を取ることもでき、今回は支配人さんイチオシの「釜炊きごはんのえびカレー」をいただきました。
このカレー、同館からも見える家島にある兵庫県立家島高校の生徒たちが考案し開発されたもので、なんとレトルトカレーなんです!

レトルトのカレーをこの値段で提供する強気の姿勢に、最初は正直驚きました。自信満々の支配人を横目に、半信半疑で食べてみることに。

鍋を開けたときにふんわり刺激するエビの香りに、食欲がムクムクと湧いてきます!

一口食べると、その完成度に驚き!濃厚なエビの風味と味わいに加え、カレーの旨さもしっかり感じられます。隣でどや顔をする支配人に思わず「参りました」と頭を下げる筆者(笑)。

カレーとともに提供されるゆで卵は2種類の赤穂の塩で。筆者は味の濃い「差塩」が押しです。

2大ブランド卵の味比べができる「釜炊きのたまごかけごはん」もいただきました。

卵は「夢王」と「ヘリオス」の2種類。濃厚なのに後味が意外とあっさりした「夢王」に比べ、「ヘリオス」は卵自体の味が濃く、甲乙つけがたい...♪

ふっくら釜で丁寧に炊いたご飯に、自慢の卵。もう卵かけご飯好きには最高の一品です!

最後に、カップルで来館した際はぜひ写真を撮ってもらいたいオススメのスポットを紹介します。
その名も「縁結びの松」。

幹が結び目のようにぐるりと回った「縁(円)結び」の輪っかをフレームに写真を撮ると二人の”縁”が深まるそうです♪
楽しいことを考えるのが好きで「美しい景色や、沢山の楽しいアイテムを体験しに”桃井ミュージアム”に来て日常から離れてゆったりとした時間を味わってもらいたい」と話すお茶目な支配人さん。赤穂御崎のキラキラ坂から「トゥクトゥク」が無料送迎している時もありますので、ぜひご利用くださいね♪
詳細情報
- 場所
- 雲火焼展示館 桃井ミュージアム
(赤穂市御崎634)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 火曜日
- TEL
- 0791-56-9933