御朱印×天井絵の写真は絶対おさえておきたい!
御朱印がかわいいと話題の「水堂須佐男神社(みずどうすさのお)」に行ってきました 尼崎市
JR立花駅から徒歩10分。万葉歌御朱印や、拝殿の天井画がかわいいと話題の「水堂須佐男神社(みずどうすさのおじんじゃ)」(尼崎市)に行ってきました。

ちょうど訪れたタイミングで「茅の輪(ちのわ)くぐり」が行われていました。茅(ちがや)で作られた円形の輪を手順に沿ってくぐることで、夏の暑さや病気から身を守り、この先半年も健康に過ごすことができるといった言い伝えがあります。

同社の祭神は、スサノオノミコト(須佐之男命)。荒々しく強い力の持ち主でありながら清々しく全てを清めてくれる厄除けの神様として慕われています。
開運厄除のほか、学問成就・夫婦円満・縁結び・安産祈願などにもご利益があり、地域の人を中心に親しまれている様子。

7月の万葉歌御朱印を見せてもらいました(現在は受け付け終了)。柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が詠んだ七夕の歌と、織姫と彦星が寄りそう姿が描かれています。
写真のように直書きを希望する場合は、毎月1日に社頭でのみ受け付け(書置き御朱印は公式サイトからも受け付け)。宮司の上村さんがひとつずつ丁寧に手掛け、毎月直書きだけでも300体、郵送分も合わせると700体以上も希望者が殺到しているのだとか。

万葉歌御朱印は、約8割の人がリピーター。毎月のデザインを楽しみに、兵庫県内のみならず、東京や名古屋からの参拝者もいるそうです。
8月は真夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような、涼しいイメージのデザインを検討しているとのことなので、気になる人は同社のインスタグラムをチェック!

通常の御朱印もそろい、花柄のはさみ紙も一緒にもらうことができます。

拝殿(はいでん)が自由に入室できるのも同社の魅力のひとつ(9時~18時頃まで)。天井を見上げると165枚もの「万葉の花」に思わずうっとり。阪神大震災で拝殿が倒壊した際に、犠牲者の霊に捧げる意を込めて、滋賀大津在住の日本画家・鈴木靖将さんが描きました。

合格祈願や縁結びなどさまざまなお守りがそろうなか、同社の天井絵を織り込んだ「厄除御守」が特に人気。近々、写真手前のお守りと同じデザインの白色御朱印帳が登場するそうなので、筆者も買いにいこうと思います♪

合わせてチェックしてほしいのが、奥の境内地に眠る「水堂古墳(みずどうこふん)」。こちらも社務所に申し出れば見学可能で、昭和60年に尼崎市指定文化財にもなっています。

なかでは、説明書きとともに副葬品の配置が再現されています。完成度が高く、はるか昔にタイムスリップしてしまったような不思議な感覚に陥りました。

宮司の上村さんは「尼崎市内のみならず、毎月遠方から旅の途中にお越しいただけることもあり、皆さまのお顔を拝見できるのが私の楽しみでもあります。JR立花駅から歩いて10分ほど、風情ある街並みも感じてもらいながらたくさんの方にご参拝いただきたいです」とメッセージ。

この時期はひまわりなど、季節によってさまざまな花がそえられた「花手水」も素敵。貴重な古木や大木、境内に咲いている草花など、訪れるたびに新たな発見がありそうですね。
詳細情報
- 店舗
- 水堂須佐男神社(みずどうすさのおじんじゃ)
(尼崎市水堂町1-25-7)
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