植物のことがぎゅっと凝縮されたボタニカルショップ

『GARDEN COMFORT（ガーデンコンフォート）』に行ってきました　三田市

掲載日:2023/6/14

ホームセンターや雑貨屋さんなど、どこでもいろんな植物が手に入りやすくなっている今日この頃。「何か植物を育てたいな」と思った時、まずはどんなお店に足を運びますか？今回取材に伺った『GARDEN COMFORT』は、園芸初心者の人にこそ足を運んで欲しいお店です。
端から端までずらり。そして背中側にもずらりと並んでますよ〜
外からは分かりづらく、長年、気になっていた場所に初めて足を踏み入れます。

「今は多肉ショップになっています（笑）」と話すのは、オーナーデザイナーの北田さん。業界内で火のついたものをいち早くキャッチして、流行りのものをどんどん提案できるように日々ラインナップを充実させているそうです。
左：スタッフがリメイクした空き缶に寄植え。寄植えの方法も教えてくれる
北田さん曰く、栽培が簡単な多肉植物は現在、個人での「品種交配」がマニアの間でトレンドになっているんだとか。
観葉植物。よ〜く見てみると、茎が途切れていますが、生きています。伸びたヒゲが土から栄養をとっているのだとか。すごい！
ほかにも、一見「えっ！？」と思うようなビジュアルの植物も多数販売されており、大変興味がそそられます（笑）。
木皮に植えたコウモリラン。自生の状態を再現
こちらは「コウモリラン」という植物なのですが、ポットで入荷したものを、わざわざ木皮やコルクで植え込みなおして、壁に吊るしているそう。これはまさに自生の状態で、植物にストレスフリーな環境を作り出しているとか。おもしろいですよね！
あじさいも扱っているのでご安心を（笑）
ここまでの話を聞くと、マニアックな層を対象にした専門的なお店だと思われそうですが、全くそんなことはありません。北欧みたいにグリーンをどんどん日常生活に取り入れて欲しいとの思いから、いろんな人のアンテナに引っかかるよう、店内はうす〜くひろ〜く品揃えをしているそうです（この状態で！）。
植物を愛する心優しいスタッフも
園芸初心者もどんどんお店に来て欲しいとのこと。グリーンを扱う際に大切なのは、お世話の仕方や、病気の時に相談できるスタッフがその場所にいることだとか。筆者もどうしていいか分からずに枯らしてしまったことがあるので、言葉が身に染みます。
右：丹波立杭焼「昇陽窯」作。なかなか手に入りにくいものもたくさん
ポッドや鉢もいろんなタイプのものを取り揃え、見ていると欲しくなりますよね〜♡

お店のスタッフさんが手作りしているオリジナルのリメイク缶も素敵です。
レジ回りもアートが描かれていてワクワクします♡
オーナーデザイナーの北田さんは、ガーデンデザインの経験を積まれており、こちらのお店では造園やエクステリアの施工をメインにされていています。以前には園芸店でのフラワーアレンジや店内ディスプレイの経験もあるということで、どおりで楽しいお店なはず。
5年前、屋号の書き忘れに気づいて掲げたそう
植物を愛している、というよりも、楽しんでいる、という言葉がぴったりな北田さんのテンポの良いトークは聞いていると引き込まれてしまうこと間違いなし！こぢんまりとしていますが、中身がぎっしり詰まった同店でのひとときをぜひ楽しんで♪