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貴重な明治の「擬洋風建築」を味わって
『旧九鬼家住宅資料館』が2階部分を特別公開 三田市
5月28日、『旧九鬼家住宅資料館』(三田市)で普段は未公開の2階部分が特別公開されます。入場無料。
同館は『擬洋風建築※』と呼ばれる貴重な明治時代の遺構として高く評価され、県の重要有形文化財にも指定されています。今回の特別公開は和洋折衷の特徴を間近に見て、当時の時代背景や建築の特徴を学んだり、文化財を大切にする意識の向上を目的に企画されました。
※擬洋風建築=伝統的な和風建築に西洋の建築様式を採り入れようと様々な工夫を加えたもの
気になる室内は、県内で最も古いと言われている洋間(畳敷き)。ベランダの洋風柱頭飾りや手すり、鎧戸など、擬洋風建築の魅力を間近で観賞することができます。
現在、館内や隣接する『ふるさと学習館』では五月人形の展示も実施中(6月4日まで)。
<主催者コメント>
この文化財を保存するだけでなく、多くの人に見てもらったり行事への活用も大切だと考えています。茶会や九鬼家ゆかりのおひな様の展示、冬のしつらえでの火鉢等の設置なども実施しているので、四季折々に足を運んでみてください。
<記者のひとこと>
希望者には、ボランティアガイドが施設内を案内してくれるそうです。特別公開は年に6回、次回以降は9、10、11月にそれぞれ、公開が予定されています。
五月人形の展示はそれぞれ、開館日が異なるので詳細をチェックしてから来館を!
詳細情報
- 開催場所
- 旧九鬼家住宅資料館
(三田市屋敷町7-35)
GoogleMapで探す
JR三田駅から徒歩12分
神鉄三田本町駅から徒歩14分
ふるさと学習館に数台、無料駐車場有 - 開催日時
- 2023年5月28日(日)
10:00~16:00
☆「五月人形展」は6月4日(日)まで(現在開催中)
【期間中の開館日】
旧九鬼家住宅資料館は、土・日曜日
ふるさと学習館は、火〜日曜日 - 問い合わせ
- 三田ふるさと学習館
TEL 079-563-5587