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ミシュラン掲載の「隠れ家」でいただく石臼挽き蕎麦

本物にこだわる『蕎麦いち』で食も心も満たされてきました 三田市

飲食店を評価する際に「味さえ良ければ満足できる」と話す人もいますが、果たしてそうでしょうか。「目で見て楽しむ」という言葉があるように、満たされるには見た目の美しさも大切だと筆者は考えます。そんな言葉を体現する『蕎麦いち』は、ミシュランガイドで「ビブグルマン」認定された実力店です。
築90年の古民家。兵庫県の景観形成重要建造物に指定されている文化財 築90年の古民家。兵庫県の景観形成重要建造物に指定されている文化財
案内も一切出ておらず、探さなければ辿り着けない「隠れ家」のようなお店ですが、噂を聞きつけ、遠方からやってくるお客さんも絶えません。

店の内外には、ところどころにお花が活けられている。インスタフォロワー7万人の超有名店「花いちもんめ」が担当 店の内外には、ところどころにお花が活けられている。インスタフォロワー7万人の超有名店「花いちもんめ」が担当
新鮮で、本物で、「美しく 美味しいもの」にこだわっており、提供するメニューだけでなく、店内の室礼や器、盛り付けにも細やかな心遣いやセンスの良さが随所に光ります。
メニューの原画はスタッフが全て手書きで。台紙木板は神具・建具製作の「住谷建具店」に神棚用のものを依頼 メニューの原画はスタッフが全て手書きで。台紙木板は神具・建具製作の「住谷建具店」に神棚用のものを依頼
今回いただくランチ限定の「和み膳」は、ほとんどの人が注文するという人気メニューで、美味しいものをちょっとずつ食べたい!という願いを叶えてくれます。
本物にこだわる『蕎麦いち』で食も心も満たされてきました 三田市 [画像]
案内されたのは和モダンな離れのお席。広窓から差し込む自然光と初夏の鮮やかな緑を眺めながら、ゆったり寛ぐことができますよ♪
器は信楽焼をメインに使用。味付けはもちろん、目で見て楽しめるように盛り付けされている 器は信楽焼をメインに使用。味付けはもちろん、目で見て楽しめるように盛り付けされている
このお膳には、12年前の開店時から続くロングセラー「豚の角煮」「そばどうふ」「そばプリン」と、素材の味を生かした季節の品が添えられています。
自慢の出汁を使った蕎麦つゆ。「せっかく来てもらったのだから、美味しいものを食べてほしい。原価を無視して命がけで作っています(笑)」とのこと 自慢の出汁を使った蕎麦つゆ。「せっかく来てもらったのだから、美味しいものを食べてほしい。原価を無視して命がけで作っています(笑)」とのこと
セットの十割蕎麦は温か冷のお好きな方を。驚くほどつるっつるでツヤツヤなのは、石臼で、そばの実をとても細かく、丁寧に挽いているからだとか。麺が短く切れてしまうこともなく、スルっと喉に落ちてゆきます。

全てのお蕎麦は「うちたて、ひきたて、ゆがきたて」にこだわり、石臼でゆっくりと時間をかけて挽くことで、蕎麦本来の味や風味を残すようにしているそうです。
暑くなるこれからの季節に「すだち蕎麦」。たっぷり入ったすだちが見た目にも涼やかで、目の保養にもなります 暑くなるこれからの季節に「すだち蕎麦」。たっぷり入ったすだちが見た目にも涼やかで、目の保養にもなります
出汁にもこだわっており、料亭にしか卸されない貴重な鹿児島県枕崎産の本枯節を毎日店内で削っています。昆布は北海道黒口浜産の天然物を使用。
本物にこだわる『蕎麦いち』で食も心も満たされてきました 三田市 [画像]
そして、感動したのは「そば豆腐」。甘ったるく感じない甘さがすっと入ってきて、そばの香りがふわっとかすかに広がります。ぜひ、食べて欲しい一品です。
左上:店内は広く、椅子席の他にもお座敷、掘りゴタツがある。老若男女、誰もが自分の過ごしやすい席でゆっくりと食事ができるように、との配慮 左上:店内は広く、椅子席の他にもお座敷、掘りゴタツがある。老若男女、誰もが自分の過ごしやすい席でゆっくりと食事ができるように、との配慮
ちなみに、「そば湯」は必ず頼むようにしてください。「美味い蕎麦屋に 美味い蕎麦湯あり」と考えている筆者にとって、こちらの「そば湯」は間違いなく星5つクラスでした♡従来の蕎麦湯の概念がひっくり返りますよ!

スタッフは全員、和やかな方ばかり。お店がスタッフを大切にしているのが、取材の中で伝わってきた。このお店の居心地の良さも、こんなところから来ているのだろうと感じる スタッフは全員、和やかな方ばかり。お店がスタッフを大切にしているのが、取材の中で伝わってきた。このお店の居心地の良さも、こんなところから来ているのだろうと感じる
現在同店では、黒い外皮がついたままのそばの実「玄そば」を使う割合をどんどん増やしているそうです。これを使うことで、さらに栄養価が高くなり、そばの甘味も増すんですって。

最後に「そろそろ“究極の蕎麦”が完成する頃かな!」と店主の小谷さんからワクワクするような発言が。そんなの、絶対美味しいに決まっています♪

詳細情報

場所
蕎麦いち
(三田市三田町26-3)
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営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
17:30~22:00(L.O.21:00)
ランチ営業、日曜営業

*通し営業は現在中止中(詳細はお店のInstagramをご確認ください)*
【2023年7月1日(土)より夏季限定】
◆土日祝は11:00~21:00(L.O.20:30)
※該当日は、追い打ちでの通し営業を実施(蕎麦の売り切れはなし)
TEL
079-563-1470
定休日
水曜日・第3火曜日
予約について
◆平日のお昼
「お昼の和み膳」の予約のみ可(2部制)
1部 11:00~12:45
2部 13:00~15:00
◆平日の夜/お席の予約可
◆土日祝のお昼/予約不可
◆土日祝の夜/お席の予約可
カード
利用不可
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Kiss PRESS編集部:坂田

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