新緑を眺めながら味わう美しい贅沢ドルチェ
『カファレル神戸北野本店』に行ってきました 神戸市中央区
約200年の歴史を持つイタリアの老舗チョコレートブランド『カファレル』。国内の直営店で唯一カフェスペースのある神戸北野本店に行ってきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
トアロードの坂に建つピンクの建物が目印。異国情緒漂う神戸北野エリアにふさわしい存在感を放っています。
壁や青い日よけにはイタリア・トリノ市の公式キャラクターである仮面道化「ジャンドゥーヤ」のエンブレムが記されていました。
北野本店はショップとカフェスペースが併設されており、ショップにはイタリアから直輸入した種類豊富なチョコレート菓子がズラリ!可愛らしい缶やパッケージも魅力で、煌びやかなディスプレイに足を止めて見入ってしまいます。
カフェスペースは青い壁とグレーの床がシックな雰囲気。南側の大きな窓から明るい光が降り注ぎます。
ショーケースには専属パスティッチェーレ(菓子職人)が作る色とりどりのオリジナルドルチェが並び、その中からひとつ選ぶとお皿に盛りつけてくれます。今回はカファレル定番の「ジャンドゥーヤ」をいただきました。
運ばれてきたお皿は息を呑むような美しさ。飴細工を纏ったジャンドゥーヤに、ココア風味のチュイルを差したラズベリーのジェラートとフルーツ、エディブルフラワーが華やかに彩り、まずは目で楽しむことができます。
同じテーブルで同じドルチェを注文するとアレンジを変えてくれるのだとか。
チョコレートやアーモンド、ピスタチオを差したジャンドゥーヤの形は、キャラクターが被っている帽子をモチーフにしているそう。
薄いチョコクランチの上に、ジャンドゥーヤチョコのブリュレ、ラズベリーの果実、カカオ70%のビターなチョコムースの3層の生地が、艶やかなチョコのグラサージュで包まれています。
口に運ぶとヘーゼルナッツが香り、チョコの濃厚な甘さとラズベリーの酸味がとてもよく合います。ジェラートやフルーツもさっぱりと楽しめて、バランスのよい一皿でした。
ドリンクはエスプレッソに熱いお湯を注いだ「カフェ・アメリカーノ」を。しっかりとした苦みや風味はそのままに、さっぱりといただけます。本場トリノではエスプレッソと別でお湯が出され、自分で好みの濃さにするんだとか。
また今回はトリノ名物の温かいドリンク「ビチェリン」もいただきました。フォームドミルクの下にエスプレッソのラテ、一番下にアマレット入りのジャンドゥーヤの甘いガナッシュが沈んでいます。
自分の好きなように混ぜながらいただくのがとても楽しく、甘くて満足感のあるドリンクでした。イタリアでは気軽にカフェに立ち寄り、ビチェリンを1杯飲んで出かけるというように庶民に親しまれているドリンクなんだそう。
6月末ごろまでいただける「フラパッション」もオススメとのこと。ベリー系のムースでパッションフルーツのババロアとガナッシュを包んだもの。パッションフルーツのとがった酸味が特徴の爽やかなお味でした。
今回は午前中に伺ったのですが、窓からは爽やかな風が入り、新緑を眺めてゆったりと過ごせる、とても優雅なひと時でした。
- 場所
- カファレル神戸北野本店
(神戸市中央区山本通3-7-29 神戸トアロードビル1F )
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