自然に囲まれた可愛いお店で島素材の極上フレンチを堪能
丘の上の一軒家フレンチ『Cafe Bistro Tabata』へ行ってきました 淡路市
淡路市佐野の小高い丘の上に、一軒家のフランス料理店『Cafe Bistro Tabata(カフェ・ビストロ・タバタ)』が昨年夏にオープンし、人気を集めています。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
これがそのお店です。竹林を背に建つ可愛いお店は、まるで絵本から抜け出したよう。この丘からは、遠く大阪湾を見晴らせます。
このお二人が、同店オーナーの田畑耕介さん(左)と風花さん(右)です。耕介さんは、フレンチ一筋15年以上の修行をして来たシェフ。奥さまの風花さんも、神戸のケーキ店でパティシエの経験を重ねて来ました。
二人が提供するのは、淡路島産の新鮮な食材をふんだんに使った田舎風フランス料理とスイーツ。ご近所の農場から旬の無農薬野菜を仕入れ、その内容からメニューを仕上げていくとのこと。そのため、メニューは原則日替わりとなります。
店内は、海側に開いた窓から入る光で明るく暖かな印象。随所に使用された木のぬくもりにホッとします。今回は、ランチコース(3,200円~、税込)を頂きました。
アミューズの「グジェール」。フランス料理では定番のチーズ味のシュー皮に、海苔とちりめんをプラス。チーズに磯の香りがマッチしたシューが何とも香ばしい!
次は安納芋のスープです。自家製パンのクルトンはシナモン風味。クリーミーなお芋の優しい甘みの後に、シナモンの香りがほんのり口に残ります。
前菜の「仮屋漁港のサワラとカラフル大根のマリネ」です。このサワラの分厚いこと!贅沢すぎます。カルパッチョ風に仕上げたサワラは、柔らかくて口の中でとろけます。
メインの「淡路鶏のロティ」今回は野菜のトマト煮込みスープ仕立てです。チキンの表面はパリパリに焼かれて香ばしく、スープを絡めながら頂くとホクホクのチキンに野菜本来の甘みが相まってほっこりとするお味です。
デザートはコースに含まれませんが、お腹に余裕があればぜひ食べたい!
私が頂いたのは「いちごのミルフィーユ」。旬の淡路島いちごは、酸味の強い種類を使用し、優しい甘さのカスタードクリームと相性ぴったり。添えられたアイスクリームも自家製です。
淡路島に移住して来てこの土地に出会い、竹藪を伐採するところから店作りを始めたというお二人。風花さんのお母様が建築士ということもあって、デザインはもちろん素材やサイズ感等にもこだわり抜いた店舗は、誰もがゆったりと食事を楽しめる場所となっています。
朗らかで気さくなお二人。「いろんな人に助けてもらって、このお店があります。とりあえず、お客様がお腹いっぱいになって満足してくだされば嬉しい」と笑顔で話します。
仲良し若夫婦が営む素朴で優しいお店。淡路島の海を臨む丘の家には、心が温まる美味しい料理が待っています。
- 場所
- Cafe Bistro Tabata
(淡路市佐野2342 )
Google マップ - グルメサイトで見る