“こういうのでいいんだよ”。懐かしさと新しさが交差する
JR尼崎駅からすぐの「メンヤ ニューオルド」に行ってきました 尼崎市
JR尼崎駅南口から階段を降りてすぐ。今年6月にオープンした「メンヤニューオルド」に行ってきました。
同店は、三宮・元町に店舗を構える行列ができるラーメン店「鶏soba 座銀(ざぎん)」の系列店。しかし、メニューやコンセプトは全く異なり、ここでは店名にちなんで“どこか懐かしいけれど、新しい感じがする”ラーメンを手掛けています。
人気メニューはこちらの「昆布水つけ麺 醤油」。おすすめの食べ方が4段階あるので、順番に紹介していきますね。
まずはそのまま。スープには、北海道利尻島で採れる肉厚天然最高級の根こんぶを使用し、きめの細かい泡が美しい!
麺はキタホナミ100パーセントの全粒粉をふんだんに使い、茹で終わった後に冷水できゅっとしめています。昆布のとろみでモチモチの麺がするっと喉を通り、限りなくあっさりと楽しめます。
続いて、卓上に置かれた通称「2億年前の塩」を麺に絡ませていきましょう!
塩味ががつんと刺激するわけでもなくまろやかな味わい。昆布水と歯ごたえ抜群の麺にうまく溶け込み、食欲がさらに加速されていきます。
そしていよいよつけ麺のタレに投入!鶏ガラと北海道産昆布をベースに、3種の醤油(濃口・薄口・再仕込み醤油)をブレンドし、濃厚なのにマイルドなテイストです。ゆっくり食べているとスープがどんどん冷めていきますが、何度でも温めなおしOK。にこやかな店員さんに遠慮なく声をかけてくださいね。
双方のスープ(タレ)の冷×熱コンビがたまりません。麺を食べ終えたあとは、昆布水をつけ麺のタレに入れて、スープ割りとして〆るのがおすすめ。1つのラーメンで4通りも味変ができるスタイルです。
つけ麺のタレにもチャーシューが入っていますが、がっつり食べたい人のためにトッピングも用意。秘伝のタレに漬け込んだチャーシューは、ブロック肉のまま店内で燻製しています。スモーキーな香りをまとわせて、そのままでもしっかり旨い!
平日のランチタイム限定、プラス80円で、おにぎり1個・唐揚げ1個・週替わり副菜がセットに。おにぎりにはあえて味付けをせずシンプルな状態で提供しているので、先ほどの塩とあわせて堪能するのもGOOD!
系列のラーメン店・7ブランドのなかで初の女性店長だという愛甲さんは「“おうちのようなラーメン店”がコンセプトです。気さくで元気なスタッフばかりなので、おひとりさまや、お子さま連れのご家族、ご年配の方もお気軽に。1度食べるときっと気に入っていただけると思います」とメッセージ。
同店のラーメンは、食べ応えはあるのに後味爽やか。結局シンプルなのが1番おいしい!こういうのがいい!と原点に立ち返ることができました。
詳細情報
- 店舗
- メンヤ ニューオルド
(尼崎市潮江1-1-60 1F)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 10:30~22:00(L.O.21:30)
- 定休日
- 不定
- TEL
- 06-6401-5050