“コレクショナリウム”が新オープン　ワークショップや外遊びも

兵庫県立人と自然の博物館『ひとはく30祭』三田市

「ひとはく」の愛称で親しまれる兵庫県立人と自然の博物館（三田市）で10月29日・30日の2日間、開館30周年を記念したイベント『ひとはく30祭（さい）』が開催されます。同日は入館無料。

西日本の公立博物館では最大級の規模を誇るという同館。「深田公園」の芝生広場にも隣接しており、同イベントでは館内の展示やワークショップに加えて、広々とした空間でゆったりとくつろぐことができるスペース“そとはく”も登場。10月30日には親子で楽しめるチャリティイベント「Ohanaフェス」も同時開催され、ハロウィンのフォトブースや、親子リトミックなども展開されます。

当日は、30周年の記念式典が行われるほか、この日から新たに収蔵庫棟「コレクショナリウム」もオープン。コレクショナリウムは、collection（標本）＋arium（～まつわる場所）を掛け合わせた造語で、「標本・資料の持つ価値を、すべての人とひらく」をコンセプトに、多数の標本やデジタル画像を利用した展示、隣り合うワークルームでの標本を活かした体験プログラムなどが展開されるといいます。

またイベントでは、ワークショップも充実。勾玉作りや、恐竜の缶バッジ作り、ミニ凧作りといった工作、秋の昆虫探しや、どんぐり探し、化石探しといった屋外プログラムなど多岐にわたります。

同館では「30年間の感謝をお伝えするとともに、地域に開かれた博物館として皆様に人と自然のかかわり、自然の魅力をお伝えしたいと考えています。新しい収蔵庫棟“コレクショナリウム”は標本の魅力を感じられる新しいカタチの収蔵庫です。イベントを楽しみながら、ひとはくの魅力も満喫してください」と見どころを伝えています。

＜記者のひとこと＞
新たにオープンした展示を見て、ワークショップに参加して、きっと子どもは外でも遊んで…とフル稼働の一日になりそうです（笑）

詳細情報