レトロでクラシカルな空間にて素敵なお酒との出会いを
老舗「西山酒造場」利き酒体験レポート 丹波市
現在兵庫県の各地で行われている「兵庫デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン」。コンテンツの一つとして、丹波市の歴史ある酒蔵「西山酒造場」にて「利き酒体験」が行われています。日本酒にあまり馴染みがない筆者がレトロな魅力あふれるかつての文化サロンで「利き酒体験」をしてきましたのでレポします!
「西山酒造場」の最寄り駅はJR福知山線「丹波竹田」駅。この駅から歩いて10分ほどのところにあります。
今回の利き酒体験の前に、まずは敷地内見学です!酒蔵と深い縁のある俳人「高浜虚子」や神戸市の芸術家「綿貫宏介」氏のエピソードなどをスタッフの古本さんに教えてもらいながら敷地内を巡ります。
利き酒体験はかつての俳人・画人が集った文化サロン「三三庵」にて行われます。実はこの「三三庵」は普段は開放されておらず、今回の利き酒体験イベントにのみ利用できるということで驚き。
三三庵の中に足を踏み入れると、和洋折衷の何とも素敵な空間が広がっていました。歴史を感じる調度品が並び、センスあふれるしつらいの美しさに思わずため息が漏れてしまいました。
蔵人の神田さんにいろいろ教えて頂きながら「利き酒」が始まります。「利き酒」というと、日本酒になじみが無くてもできるんだろうか、と最初は不安でした。しかし、テイスティングチェックシートも用意されており全く日本酒が分からない!という筆者でも気軽に挑戦できました。
まずは目や鼻で違いを楽しみます。そしてテイスティング。ビックリしたのが用意されている日本酒がすごく飲みやすかったこと!ほんのりフルーティーな香りもして、お味も軽やか。これはスイスイっと飲めてしまいそう。
楽しみにしていたのが丹波食材を使ったおつまみとのペアリング。ペアリングも、どの組み合わせがおすすめなのか教えてもらえます。ピッタリの組み合わせでおつまみとお酒を頂くと、お酒の味が変わることにビックリ!お酒の甘さが引き立つんです!プロに教えてもらうとこんなに違うのか~!と感動しながらグビグビいってしまいました。
そして忘れてはならないのが、「やわらぎ水」。いわゆるチェイサーとして用意されているお水です。西山酒造場を代表する銘酒「小鼓」の仕込み水でもあるこちらのお水は、口に含むと口当たりの柔らかさと甘さに驚きました。
「やわらぎ水」は敷地内見学でも教えてもらった井戸「椿寿天湶」から汲まれたお水なんだそう。
こちらの体験イベントではドライバー用にノンアルコールドリンクも用意されています(ノンアルコールプランのみの予約は不可)。西山酒造場の製品である「甘酒+ヨーグルト」と「甘糀ヨーグルト」は爽やかなヨーグルトに味の深みが加わっており麹の底力を感じました。
帰りは直売所にて。たくさんのお酒やリキュールなどが並んでいますが、スタッフの方におすすめ等教えてもらえるとのことで、詳しくない人でも安心です。筆者は利き酒体験にて日本酒や麹の魅力にハマりいろいろと購入してしまいました。甘酒粕エキスを配合した顔パックなんかもあったんですよ!(その名も真!!素滴(まぁすてき)フェイシャルマスク)
日本酒に馴染みがない方にこそ体験してほしいと計画されたこちらのイベント。筆者のように馴染みがない人間にも日本酒の「旨さ」を知ることができ、またプロに直接飲み方を教えてもらう等、とてもいい体験ができました!
日本酒に少しでも興味があるそこのアナタ!この機会に日本酒デビューしてみてはいかがでしょうか。かつての文化人が愛したクラシカルな空間で素敵なお酒との出会いが待ってるかも。
詳細情報
- 日程
- 2022年7月1日(金)~9月30日(金)
- 場所
- 株式会社西山酒造場
(丹波市市島町中竹田1171)
GoogleMapで探す - 受入可能時間
- 13:00~16:00
- 予約
- 電話または公式サイトお問い合わせフォームより
7日前までの事前予約必須。
アレルギー食材がございましたら事前にお知らせください。 - 料金
- 1名様2,750円(税込)
※20歳未満参加不可 ※ノンアルコール対応有 ※団体割引10名~ - 問い合わせ
- 0795-86-0331(平日9:00~17:30)