絵本をスクリーンに投影しながら打楽器アンサンブルが演奏

三田市総合文化センター 郷の音ホール『絵本コンサート』『新宮 晋絵本の世界』　三田市

　三田市総合文化センター（三田市）郷の音ホールで8月25日、『絵本コンサート』『新宮 晋絵本の世界』が開催される。

　風や水の自然エネルギーで動く作品で知られる彫刻家・新宮 晋さん。三田市役所前の「星の対話」、青野ダムサイト公園「水の木」など様々な作品を制作する傍ら、絵本「いちご」（75年 文化出版局）、「じゃぐちをあけると」（04年 福音館書店）、さらにはポップアップ絵本「ちいさなふしぎな森」（15年 BL 出版）など、自然や地球の素晴らしさを伝える絵本作家としても活動している。

　同イベントでは、新宮さんの絵本をスクリーンに投影しながら、絵本からイメージした曲を打楽器アンサンブルが演奏、朗読。午前の公演は親子対象、午後は一般対象で実施される。午後の公演では、新宮さんと打楽器アンサンブルメンバーで三田市在住の小泉 渚さんのトークセッションを予定しており、彫刻作品や絵本を通じて伝えたい思い、子どものころから作品に親しんできた小泉さんには選曲のポイントなどを聞くことができる。

　担当者は「新宮さんの絵本は、絵も美しく、子ども時代を思い出すような懐かしい気持ちになり、大人の方にもぜひ参加してもらいたい」と語っている。

詳細情報