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コリン・ファース x ニコール・キッドマン x 真田広之
『レイルウェイ 運命の旅路』
「エスクァイア」誌ノンフィクション大賞を受賞したエリック・ローマクスの自叙伝「The Railway Man」を、アカデミー賞(R)受賞のコリン・ファース、二コール・キッドマン、国際派として活躍する真田広之ら豪華キャストで映画化した感動の実話。
第二次世界大戦時にタイとビルマを結ぶ泰緬鉄道建設に捕虜として狩り出された英国人将校エリックが綴った戦争体験と、その後の驚くべき人生。伴侶となったパトリシアの類稀なる愛、夫の過去までをも引き受けようとする勇気。エリックが辿った心の軌跡、勇気ある行動は、魂を根底から揺さぶる驚きと感動で見る者を圧倒する。
【あらすじ】
鉄道好きな初老の男性エリック・ローマクス。少々気難しそうにも見えるが、列車で美しい女性パトリシアと相席となり、一目で恋をし、やがて2人は結ばれる。
エリックとパトリシアは深く愛し合っていたが、幸せな日々は長くは続かなかった。エリックは若い頃に第二次世界大戦に従軍していた際の、過酷な戦争体験で負った心の傷に苛まれていたのだ。日増しに気難しくなり、自分の殻に閉じこもるようになるエリック。そんな夫をパトリシアは何とか救いたいという一心で、フィンレイを訪ねて救いを求める。だが、フィンレイもまた戦争のトラウマから立ち直っておらず、同じ苦しみを抱えていた。そんな中、エリックやフィンレイの悪夢のような体験に深く関わる、日本人通訳だった永瀬が、今も生きていることを新聞記事により知る。その記事によれば、彼は戦争体験を伝えようと寺院を建て、タイで暮らしているとのことだった。永瀬の生存に動揺を隠せないエリックの脳裏に、まるで昨日のことのようにはっきりと当時の記憶がよみがえる。
全てを忘れたいと思いながらも、深い心の傷を呼び覚まされ、正気を失いそうになるエリック。だが、あるショッキングな事件が起こり、エリックは思い悩みながらも、本当の意味で過去と決別し、パトリシアと人生を歩んでいくためにも永瀬と直接向き合うことを決意する。心配しながらも夫の再生を信じる妻に見送られて、単身でタイへと向かうエリック。
何十年もの時を経て、かの地で永瀬と対峙する瞬間は刻々と近づいていた———。
詳細情報
- タイトル
- 『レイルウェイ 運命の旅路』
- 公開日
- 4月19日(土)
- 原作
- エリック・ローマクス「レイルウェイ 運命の旅路」(角川文庫刊、喜多迅鷹・喜多映介=訳)
- 監督
- ジョナサン・テプリツキー
- 出演
- コリン・ファース、ニコール・キッドマン、真田広之、ジェレミー・アーヴァイン、ステラン・スカルスガルド、石田淡朗