あの日から、この未来をニ人に見せたかった—。

映画『orange ー未来ー』

　10年後の自分から届いた手紙によって、今を、そして未来を変えていく青春SFラブストーリー『orange』。原作者・高野苺が新たに描き下ろした新作エピソードに、TVアニメの名場面を重ねて紡ぐアニメーション映画『orange ー未来ー』が11月18日（金）より2週間限定で公開される。

＜ストーリー＞26歳の春。須和弘人は、高校の同級生の茅野貴子、萩田朔、村坂あずさ、卒業後に結婚して妻となった高宮菜穂と子供と一緒に、桜の舞う弘法山を訪れた。彼らはそこから沈みゆく夕日を眺めながら、10年前に亡くなった成瀬翔のことを考えていた。須和は、高校2年生の始業式の日に東京から松本市に引っ越してきた翔とすぐに親しくなり、彼と菜穂が両思いであることを知るが、それに気付かないフリをしてしまっていた。そして、17歳の冬に突然、翔は亡くなってしまう。10年後、翔の死が自殺だったことを知った須和は「自分は、翔から未来も菜穂も奪ったズルいやつだ」と後悔していた。須和は「もしも、あの頃の自分が今の気持ちを知っていたら…」と奇跡を信じ、これから起こる出来事と26歳の彼が抱える後悔と本心、そして、16歳の自分へ向けたあるメッセージを書いて過去の自分へと手紙を送る。その思いを受け取った16歳の須和は手紙の言葉に後押しされ、“まだ誰も見たことのない新しい未来”を作り出していく—。

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