傷ひとつ残らないなら、真の友情とは言えない。

映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』

　アメリカ文学史に残るベストセラーの誕生に隠された、実在の名編集者と若き天才作家の友情物語を描いた『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』が10月14日（金）より公開される。本作では『英国王のスピーチ』『キングスマン』 のコリン・ファースと「シャーロック・ホームズ」シリーズのジュード・ロウが初共演を果たしている。

＜ストーリー＞ある日、編集者・パーキンズ（コリン・ファース）の元に無名の作家トマス・ウルフ（ジュード・ロウ）の原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズはウルフを支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして更なる大作に取りかかる2人は昼夜を問わず執筆に没頭し第2作を完成させるが、ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへと旅立ってしまう。その一方、ウルフはパーキンズ無しでは作品を書けないという悪評に怒り、2人の関係に暗雲が立ち込める。果たして、立場を超えて生まれた2人の友情の行く末は—。

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