心を豊かに育む人形劇を子どもらに

加古川市民会館『人形劇 あっちこっちサバンナ』　加古川市

加古川市民会館（同市加古川町）で7月23日、幼児から楽しめる人形劇『あっちこっちサバンナ』が上演されます。現在、チケットの予約が始まっています。

同公演は、児童文学作家の斉藤洋さんが手掛けた児童書『あっちこっちサバンナ（あかね書房）』を、全国の幼稚園・保育園、小学校、劇場をはじめ、様々な場所で人形劇を上演している京都の「人形劇団京芸」が、創立70周年を記念して舞台化しました。小さなシママングースの子「ポー」が、はぐれてしまった仲間たちを求めて広大なサバンナを巡る珍道中で、キングコブラの「パンニャーおじさん」をはじめ動物たちがたくさん登場し、幼い子どもでも夢中になって楽しめる仕掛けが満載です。

コロナ禍のなか、家で過ごす子ども達はテレビやパソコン・スマホの動画に触れる機会が増えたといいます。主催する加古川おやこ劇場では、「こんな時だからこそ、自由に想像力をふくらませ、感性をより豊かに育む“生の舞台”と出会う機会を」と上演を決定。従来は1回公演だったところを午前・午後の2回にわけ、約1000人収容の市民会館中ホールを2割程度の200席に限定するほか、県の感染拡大予防のためのガイドラインに沿いながら実施されるため、来場者にも出入り口での手指の消毒やマスクの着用といった協力が求められます。

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