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10会場・全64組が出演

ライブサーキットイベント『トアロード・アコースティック・フェスティバル2019』レポート

 4月14日、 "街に出会う、人に出会う、音楽に出会う"をコンセプトにしたライブサーキットイベント『トアロード・アコースティック・フェスティバル2019』が開催された。

 神戸・三宮から元町間にあるトアロード界隈のカフェ、旧小学校、元キャバレー、ライブハウスを会場に、キャリアの長いアーティストから今後の活躍に期待がかかる新人まで64組のアーティストが出演。終日あいにくの雨模様となったが、ネックストラップを付けた参加者は好きなアーティストや気になるアーティストのライブを求め、軽いフットワークで10会場を行き来。ライブに酔いしれ、また、会場ごとに異なる「アコフェス限定フード/ドリンクメニュー」などを楽しむ姿も見られた。

 メイン会場となるVARIT.のトップバッターにはD.W.ニコルズが登場し、『春風』『スマイル』『はじまりのうた』などを披露。軽やかなカントリーテイストのポップスで会場を沸かせ、同イベントの幸先の良さを感じさせるオープニングを飾った。同じくVARIT.に登場したシンガーソングライターで神戸出身の井上苑子は、「思い入れのある曲を、ここ神戸で披露できて嬉しい」と話し、『大切な君へ』『せかいでいちばん』をはじめ、5月発売の新アルバムにも収録される『ファンタジック』など全7曲を披露した。

 旧小学校の講堂という趣ある会場・北野公房のまちに「しっとりした雨にはアコースティックがぴったりですね」と話しながら登場したのは、神戸で結成されたバンドFIVE NEW OLD。1曲目の『What's Gonna Be?』から、軽快なリズムと爽やかな歌声で客席を魅了。MCでは「講堂の舞台で歌ったのは12歳ぶり」というエピソードとともに、当時歌ったという『夜空ノムコウ』のワンフレーズを披露した。さらに、晴れた空に届くようにという想いを込めた『Sunshine』、コール&レスポンスで盛り上がりを見せた『Gotta Find A Light』など終始客席と一体となり熱いステージを見せた。続いて、リハーサルから力強くギターをかき鳴らし、美しいセッションを響かせたのは、今年初出演となるMONKEY MAJIK(Maynard & Blaise)。全国から集まった熱狂的なファンや一目見ようと集まった来場者を前に『turn』『Together』『Livin' in the sun』などを熱唱。さらに、中学生になったばかりの“ナニワの天才ウクレレ少年”近藤利樹がサプライズで登場。近藤の高速ピッキングと2人の透き通るハーモニーで『A.I. am Human』を披露し、場内から歓声が沸いた。

 ガラス張りで室内と外の景色が融合したカフェ「THE PLACE KOBE」も今年から会場に。開放感あふれる会場でトリを務めたのは、沖縄・伊江島出身のシンガーソングライター・Anly。のびやかな高音や力強い歌声で聴かせた『太陽に笑え』『カラノココロ』をはじめ、『エトランゼ』では圧巻のロングトーンで魅了。アンコールでは、クラブ月世界に出演していたKを「超ジェントルマンです!」とスペシャルゲストに迎え、涼やかで情熱的なKの名曲『遠雷』をセッションした。クラブ月世界のノスタルジックでムーディーな世界観の中で、ダイナミックな演奏と歌声でトリを務めたのは、兵庫県出身のシンガーソングライター・Rei。『JUMP』や『COCOA』『My Name is Rei』などをパワフルに歌い上げ、会場をReiの世界観一色に染め上げた。

 終始熱気が冷めやらぬままフィナーレを迎えた『トアロード・アコースティック・フェスティバル2019』。大トリには、4月初頭に47都道府県ツアーを終えたばかりの5人組バンド・wacciが登場。超満員の熱気あふれるVARIT.で、まずはあいさつ代わりに『最上級』を客席の手拍子に合わせて披露。続いて、『別の人の彼女になったよ』『感情』といった異なるアプローチのラブソングや、「パリピに憧れて作った曲です」と話し笑いを誘い、コール&レスポンスで会場を沸かせた『タフネス&サバイバー』、しっとりと聴かせる『大丈夫』、さらに5月1日に配信されるシングル『結(ゆい)』で客席の心を震わせた。感慨深そうに、「僕たちはアコフェスが大好きです。一生懸命に“音”を伝えようとしているアーティストが集まってフェスをする。そしてそれを真剣に聴いてくれるお客さんがたくさん集まる。こんなに素晴らしいイベントは他にないと思います。来年も絶対に呼んでください!」とボーカルの橋口洋平。ラストはアンコール曲『宝物』を会場全員で大合唱し、今年のアコフェスの幕を閉じた。

Photography by オイケカオリ

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Kiss PRESS編集部:永山

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