神戸市立森林植物園『冬の森の魅力！　雪中四友と冬芽』　神戸市北区

　神戸市立森林植物園（神戸市北区）で春に向けて着々と植物が開花に向かって芽を出してきている。

　雪中四友（せっちゅうしゆう）として古来より文人画や俳句の世界で親しまれてきた四植物のうちウメ、ロウバイ、サザンカの3つの植物が同園では順次に開花。中でもロウバイは、良い香りを森に放ち蝋細工のような可憐な花をつけている。落葉して樹形を露わにした木々には、春に向かって、幼い葉や花を守って、防寒に工夫を凝らして育つ冬芽が目立つようになってきているという。

　また同園では2月17日まで、最低気温が氷点下になると出現するシモバシラをクローズアップした企画展「氷の花！」も開催されている。

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