あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか？

映画『コーヒーが冷めないうちに』

　2015年の発売以降口コミで広まり、17年には本屋大賞にもノミネートされた小説「コーヒーが冷めないうちに」がシリーズ続編の「この嘘がばれないうちに」とともに映画化した『コーヒーが冷めないうちに』が9月21日より公開される。

＜ストーリー＞時田数（有村架純）が叔父で店主の時田流（深水元基）と切り盛りする喫茶店「フニクリフニクラ」。そこには“ある席”に座ると、望んだ通りの時間に戻ることができるという都市伝説があった。しかし、過去に戻るためには「どんな事をしても、現実は変わらない」「過去に戻れるのはコーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけで、コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない」などいくつかのルールが存在した。今日もそんな噂を聞きつけた客が店を訪れる。現実は決して変わらないが、それでも過去に戻って会いたかった人との再会を望む客たち。そんな彼らを待っていたもの、そして主人公・時田数に隠された真実とは。1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる—。

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