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芦屋市内の小学校など50以上の校歌や市町村歌を作詞した“兵庫県文化の父”
芦屋市立美術博物館『富田砕花展ー受け継がれる詞(うた)ー』 芦屋市
芦屋市立美術博物館(芦屋市)で9月22日から11月25日まで『富田砕花展ー受け継がれる詞(うた)ー』が開催される。
岩手県盛岡市生まれの詩人・富田砕花は、18歳で与謝野鉄幹・晶子主催の新詩社に加わり、同郷の石川啄木とともに歌会に出席、その年『明星』にて筆名「砕花」で短歌を発表。その後は、民衆の生活や心を日常的な口語で表現する民衆詩派の詩人として著名になり、ウォルト・ホイットマンなどの詩の翻訳を通じて大正デモクラシー期の日本に欧米の民主主義の思想を紹介した。1913年には病気療養のために芦屋を訪れ、1921年には芦屋に定住。芦屋をはじめ兵庫県の各地を訪れ、長編詩『兵庫賛歌』を発表したほか、芦屋市内の小学校など50以上の校歌や市町村歌、社歌を作詞したことから“兵庫県文化の父”と呼ばれている。
同展では、多岐に渡る富田砕花の詩作活動の中から、特に校歌や市町村歌、社歌に焦点を当て、数々の直筆資料などをもとに今も受け継がれる“詞(うた)”の世界を紹介。また会期中には、講演会(9月22日)や富田砕花旧居見学(10月21日・要申し込み)、ホールコンサート(10月28日)なども行われる。
「オープニングイベント 講演会」
開催日 9月22日(土)
時間 11:00~12:30予定
場所 同館講義室
講師 三上 良樹氏(元NHK記者)、小西 巧治氏(西宮芦屋研究所副所長・神戸国際大学非常勤講師)
演題 「人を愛した砕花さん」
聴講料 無料(要展覧会チケット)
定員 80人
申し込み不要
「富田砕花旧居見学会」
※要申し込み
開催日 10月21日(日)
時間 14:00~15:00予定
場所 同館 富田砕花旧居
参加費 無料(要展覧会チケット)
定員 30人(応募者多数の場合は抽選)
申し込み締切 10月5日(金)17:00まで
申し込み方法 同館に電話
「ホールコンサート 歌で綴る富田砕花の世界」
開催日 10月28日(日)
時間 14:00~15:30予定
場所 同館1階ホール
出演 新井 俊稀氏(バリトン)他
鑑賞料 無料(要展覧会チケット)
定員 80人
申し込み不要
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詳細情報
- 開催期間
- 2018年9月22日(土)~11月25日(日)
※月曜休館、月曜祝日の場合は翌火曜休館 - 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 芦屋市立美術博物館
(芦屋市伊勢町12-25)
GoogleMapで探す - 入館料
- 一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)及び身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳所有の方、ならびにその介護の方は各当日料金の半額 - 問い合わせ
- 芦屋市立美術博物館
TEL 0797-38-5432
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